「新興国通貨は大きく下落 ポンドは堅調」FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング 2020年7月27日~7月31日

FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキングタイトル


外為どっとコムのFX取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。

集計期間:
2020年7月27日から7月31日の営業日

▼変動率ランキング
ロシアルーブル大幅下落 ポンドは堅調


▼スワップポイント累計ランキング
ユーロ/トルコリラが上昇


▼取引高ランキング
ユーロ/ドルがついに2位に

変動率ランキング:ロシアルーブル大幅下落 ポンドは堅調

期間中の為替相場は、先週に続き比較的大きな変動が見られた。変動率1位はロシアルーブル/円で、7月24日にロシア中銀が利下げ(4.50%から4.25%)を行うと、以降は窓を開けながらの下落相場となった。2位はユーロ/トルコリラで、こちらは7月23日の金融政策の据え置きとなったが、おりからのユーロ高が影響し、8.3にタッチする上昇(ユーロ高・トルコリラ安)となった。3位の南アランド/円は、7月23日の南ア中銀利下げのタイミングから下落が続いた。南アフリカは新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、現時点で感染者が50万人を突破し、世界で5番目の規模になっている。死者の割合は比較的低いものの、同国経済の停滞は避けられない。

新興国通貨の弱さが目立つ中、ポンドの上昇が目立った。5位のポンド/米ドル、6位のポンド/円とも力強く上伸している。英経済の景気回復期待が背景にあるが、どこまでこの勢いが継続するかは未知数だろう。

ドル/円は変動率1.79%の20位になった。前週とほぼ同じ位置につけている。米FOMCが金融政策を据え置く中、米4-6月期GDP・速報値は前期比年率マイナス32.9%と過去最大の落ち込みを記録。ドル安・円高が進み、金曜には約4か月ぶり安値となる104円10銭台を記録した。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアのうち10通貨ペアと、前回からは減少。その内3%以上の変動幅を記録した通貨ペアは6つで、こちらは増加した。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 RUB/JPY 5.20% 1.477 1.404
2 EUR/TRY 4.33% 8.3018 7.9576
3 ZAR/JPY 4.29% 6.437 6.172
4 TRY/JPY 4.03% 15.488 14.888
5 GBP/USD 3.03% 1.31699 1.27822
6 GBP/JPY 3.00% 139.199 135.147
7 USD/TRY 2.52% 7.0084 6.8358
8 EUR/USD 2.29% 1.19085 1.16418
9 GBP/AUD 2.28% 1.83596 1.79506
10 MXN/JPY 2.04% 4.813 4.717
11 AUD/USD 1.98% 0.72269 0.70863
12 CAD/JPY 1.95% 79.122 77.609
13 AUD/CAD 1.93% 0.96954 0.95121
14 USD/CHF 1.92% 0.92294 0.90556
15 CHF/JPY 1.91% 116.298 114.113
16 NOK/JPY 1.90% 11.665 11.448
17 EUR/GBP 1.86% 0.91476 0.89802
18 CNH/JPY 1.83% 15.171 14.899
19 HKD/JPY 1.79% 13.674 13.433
19 USD/JPY 1.79% 106.053 104.185
21 EUR/JPY 1.78% 125.209 123.015
22 SEK/JPY 1.74% 12.144 11.936
23 EUR/NZD 1.61% 1.78012 1.75186
24 SGD/JPY 1.51% 77.188 76.043
25 AUD/JPY 1.47% 75.921 74.824
26 NZD/JPY 1.45% 70.567 69.559
27 NZD/USD 1.42% 0.67148 0.66205
28 EUR/AUD 1.27% 1.65464 1.63397
29 AUD/NZD 1.21% 1.08 1.06709
30 USD/CAD 0.97% 1.34591 1.33304

 

スワップポイント累計ランキング:ユーロ/トルコリラが上昇

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、ロシアルーブル/円の1位は変わらなかった。ユーロ/トルコリラは3位と健闘。前回3位だったメキシコペソ/円の上に躍り出た。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 RUB/JPY 1050 100,000
2 CNH/JPY 560 70,000
3 EUR/TRY 499 50,000
4 MXN/JPY 490 20,000
5 ZAR/JPY 400 30,000
6 HKD/JPY 210 60,000
7 USD/TRY 190 43,000
8 NZD/USD 156 29,000
9 EUR/NZD 129 50,000
10 EUR/USD 126 50,000
11 EUR/GBP 96 50,000
12 EUR/AUD 88 50,000
13 NOK/JPY 70 50,000
14 USD/CHF 63 43,000
15 EUR/JPY 49 50,000
16 USD/JPY 46 43,000
17 GBP/AUD 36 55,000
18 CHF/JPY 21 47,000
19 TRY/JPY 18 7,000
20 AUD/JPY 6 31,000
21 GBP/JPY 3 55,000
22 GBP/USD 0 55,000
22 AUD/USD 0 31,000
22 CAD/JPY 0 32,000
22 NZD/JPY 0 29,000
26 SEK/JPY -50 50,000
27 USD/CAD -54 43,000
28 SGD/JPY -72 31,000
29 AUD/CAD -74 31,000
30 AUD/NZD -77 31,000

 

取引高ランキング:ユーロ/ドルがついに2位に

期間中の取引高ランキングは、先週5位だったユーロ/ドルが2位にランクアップした。チャートでは、日足で陰線を作りながらも高値更新が続き、トレンドフォローをする個人投資家の買いが入った可能性が高い。トルコリラ/円も前回12位から9位へ上昇している。歴史的な安値圏で、スワップポイント狙いのポジションメイクには魅力的なレートに見えたのかもしれない。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 EUR/USD 5
3 MXN/JPY 2
4 AUD/JPY 3
5 EUR/JPY 4
6 GBP/JPY 6
7 GBP/USD 7
8 ZAR/JPY 9
9 TRY/JPY 12
10 AUD/USD 8
11 NZD/JPY 10
12 GBP/AUD 11
13 EUR/AUD 13
14 CAD/JPY 15
15 CHF/JPY 16
16 EUR/GBP 14
17 USD/CHF 18
18 RUB/JPY 21
19 NZD/USD 19
20 CNH/JPY 20
21 USD/CAD 17
22 EUR/NZD 22
23 EUR/TRY 27
24 HKD/JPY 28
25 AUD/NZD 26
26 AUD/CAD 25
27 USD/TRY 29
28 SEK/JPY 24
29 NOK/JPY 23
30 SGD/JPY 30

まとめ

集計週は、ドル安のほか、新興国通貨の下落、ユーロやポンドの上昇など、様々な通貨の価値が大きく変化したといえるだろう。今週のイベントを確認すると、米ISM製造業景気指数の発表予定がある。また新規失業保険申請件数、金曜日には米雇用統計が控えている。米四半期GDPの衝撃的な下落が発表された先週だが、今後の米系経済指標が米経済の現状が明らかにしていくだろう。
8月6日には英金融政策の発表がある。金融政策は現状維持と予想されているが、英中銀による英経済見通しには注意を。また、マイナス金利導入についての言及がある可能性もあり、注目だ。8月5日には豪中銀の政策金利発表が予定されている。新興国通貨トルコの消費者物価指数も公表予定であり、こちらも見ておきたい。

 

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