感染拡大、トルコ急落からの連れ安もあるが、6.50を上抜けず下落

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次回の掲載は2020年8月31日の予定です。


総括

感染拡大、トルコ急落からの連れ安もあるが、6.50を上抜けず下落

「通貨最下位、株価5位」

「予想レンジ 南アランド円 5.5-6.5」

(ポイント)
*先週はトルコリラの急落につれ安となったが、年初来では南アが最弱通貨
*6月、7月ともに月足は長い上ヒゲを残し8月の下げに繋がった
*今週は2Q失業率と6月小売売上の発表がある
*7月PMIは弱い
*6月インフレも目標以下
*6円半ばを上抜けず
*新型コロナの感染者が50万人を超えた(世界5位)
*ベーシックインカム政策が浮上
*中銀は流動性供給拡充
*IMFが緊急融資実行
*中銀の20年成長見通しはマイナス7.3%
*中銀の20年インフレ見通しは3.4%
*コロナ感染拡大で学校を再閉鎖
*財政赤字拡大の中で南ア航空救済に批判
*国家的災害事態を8月15日まで延長
*対中関係は良好
*1Q若年層の失業率は 59.0%
*株価は世界の中では上位に位置している
*17年ぶりに経常黒字
*年初来では最弱通貨
*感染者数増加続くも、経済活動は再開
*不良債権拡大の恐れがある

(市況)
6月、7月ともに月足は長い上ヒゲを残し8月の下げに繋がった。6月、7月ともに6円半ばを上抜けきれなかった。先週はトルコリラの急落に連れた感じがあるが、年初来ではまだトルコより弱い。対円で22.58%、対ドルで24.43%安。

(弱い経済指標)
IMFから融資を受けるくらいなので財政基盤は弱い。それゆえにジャンク債となった。
先週の経済指標は強くはなかった。7月アブサ製造業PMIは51.2と、6月の53.9から低下した。雇用のサブ指数は、企業活動が再開しても依然として人員の削減が続いていることを示した。7月のマークイット民間PMIは44.9と、好不況の分かれ目となる50を大幅に下回った。 新型コロナウイルスの打撃を受けていた生産と新規受注の減少ペースはやや緩和。人員削減のペースは、鈍化したものの、過去3番目の高水準となった。7月のPMIは前月の42.5からは上昇。2カ月連続の上昇となったが15カ月連続で50を下回った。休業中の企業や在宅勤務を続けている企業は販売が低迷している。輸出も急減している。ただ、一部の企業は稼働率が通常に近い水準に戻りつつあり、需要が増えている。ロックダウンの緩和に伴い、さらに多くの企業が回復に向かうだろう。
 南アでは、新型コロナの感染者が50万人を超えた。ここ数週間、感染者の急増が続いている。政府は今年の経済成長率が少なくとも7%のマイナス成長になると予測している。

(今週の指標、失業率と小売売上)
今週は2Q失業率と6月小売売上の発表がある。
1Qは30.1%であったが、コロナウィルス感染での離職もあり34%の予想
5月小売売上は前年比12%減、4月は50.4%減であったが漸く経済活動再開で持ち直し8%増の予想となっている。

(アフリカのコロナ感染100万人に 南アが半数、世界5位)
 アフリカ大陸の新型コロナウイルスの感染者が100万人を超えた。南アフリカが1国で半数を占め、世界でも5番目に多い。各国で行動制限を強める動きが相次ぐが、感染増が収まる兆しはない。医療体制が逼迫しかねず、欧米などに遅れて広がった感染の影響が長引く恐れがある。
 アフリカ連合(AU)の7日の集計で、大陸全体の新型コロナ感染者数が100万7千人に達した。約1カ月で倍増した。死者数は2万2千人を上回った。
 感染者の過半が集中するのが南アフリカ。53万人を超え、世界全体でも米国、ブラジル、インド、ロシアに続いて多い。経済力があり積極的に検査をしてきた結果ではあるが、行動制限をいったん緩めたことで感染の封じ込めが遠のいた。

南アは3月末にロックダウンに踏み切ったが、6月に制限を大幅に緩めた。酒類の販売やレストラン、映画館などの再開を認めた。経済と雇用を守るためだが、7月に入り1日あたりの新規感染者が1万人を超える日が相次いだ。政府は7月12日、夜間外出の禁止や酒類販売の停止など再び制限を強めると発表した。
 ラマポーザ大統領は「3月下旬の感染増を防ぎ、感染拡大を2カ月以上遅らせることに成功した」と当初の行動制限の成果をアピールした。制限を緩めると感染がいかにあっけなく広がるかは、実態が示すとおりだ。

(年内のベーシックインカム導入は困難=社会開発相) 
 ズールー社会開発相は、全国民を対象とするベーシックインカム(最低限所得補償)計画について、10月までの実行は困難で、少なくとも来年3月にずれ込むとの見通しを示した。
ズールー氏は2週間前、マンデラ政権時代に検討されていたベーシックインカム計画を10月までに導入すると突然発表していた。閣僚から反対が出たわけではないが、「実行にはなお閣僚メンバーからの支持が必要」で、10月の実施は非現実的になったと説明。本財政年度が終わる来年3月までに試案が整うとの見通しを示した。
南アは新型コロナウイルス感染の世界的大流行でロックダウンを実施したのに伴い、臨時の失業給付や児童・高齢者向け給付を導入したが、こうした措置が10月に期限を迎える。
新型コロナによる経済危機を機に、世界各国でベーシックインカム構想が再浮上している。ズールー氏の案は労働組合と市民社会から歓迎されているが、大統領府と財務省はまだ賛成の意思表明をしていない。

テクニカル分析(ランド/円)

続、ボリバン上限上抜きから一気に下限を下抜く

日足。続、ボリバン上限上抜きから一気に下限を下抜く。8月6日-7日の下降ラインが上値抵抗。8月6日-7日の上昇ラインがサポート。5日線下向き。
 週足。3週連続陰線。5月18週-8月3日週の上昇ラインがサポート。7月27日週-8月3日週の下降ラインが上値抵抗。ボリバン中位割り込む。
 月足。6月、7月の長い上ヒゲで8月は下落スタート。6月-7月の上昇ラインを下抜く。
4月-5月の上昇ラインがサポート。ボリバン下位。
 年足、16年-19年の上昇ラインを下抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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喜望峰

1日平均58件の殺人

警察当局が7月末に発表した2019年度の犯罪統計で、殺人が過去10年で最多となり、世界最悪水準とされる治安の悪化に歯止めがかからない現状が改めて浮き彫りになった。
 発表によると、19年4月~20年3月の殺人は18年度比1.4%増の2万1325件(1日平均58件)だった。原因は、口論や身内のいざこざが最多の4929件で、集団による私刑(1202件)、強盗時の殺害(1061件)が続く。性的暴行は同1.7%増の4万2289件(1日平均115件)。
 凶悪犯罪の多くは旧黒人居住区に集中しており、アパルトヘイト時代から続く社会矛盾が根底にある。凶悪犯罪は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出禁止令の影響で4月以降、一時的に減少したが、犯罪増加の要因である違法銃器の回収が依然として進まず、警察の質の低下も指摘されており、治安改善の見通しは立っていない。

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