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「夏休み本格化」 外為トゥデイ 2020年8月11日号

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目次

▼10日(月)の為替相場
(1):中国CPI 予想を上回る
(2):米中関係悪化懸念 ドル買い優勢
(3):米追加経済策 今週中にも合意か

▼10日(月)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
方向感に乏しい相場展開

▼本日の注目イベント

10日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200811091226p:plain期間:10日(月)午前7時00分~11日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国CPI 予想を上回る

中国7月消費者物価指数は前年比+2.7%、同7月生産者物価指数は前年比-2.4%といずれも予想(+2.6%、-2.5%)を小幅に上回った。豚肉など食品価格の上昇が消費者物価を押し上げた。

(2):米中関係悪化懸念 ドル買い優勢

米中関係の悪化を懸念して香港株が下落。香港警察が、国家安全法違反の疑いで民主運動家らを逮捕した事などが嫌気された。リスク回避のドル買いが優勢となり、ドル/円は上昇した一方、クロス円はドル/円の上昇とストレート/ドルの下落に挟まれて方向感が出なかった。なお、その後中国は香港問題を巡る米国の制裁への報復措置として上院議員ら11人を対象に制裁を科すと発表した。

(3):米追加経済策 今週中にも合意か

ムニューシン米財務長官は、協議が難航している追加経済対策について、野党・民主党の主張が合理的であれば、ホワイトハウスと議会は今週中にも合意可能との認識を示した。

10日(月)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
方向感に乏しい相場展開

昨日のドル/円は、106円ちょうどを挟んでもみ合う展開となり、終値ベースでは概ね横ばいだった。米中の対立や米国のコロナ経済対策法案の行方を見極めたいとの空気が広がる中、値動きは方向感を欠いた。

米中関係は、中国側が米国への報復措置として上院議員らへの制裁を発表。なお、15日には閣僚級の米中貿易協議が行われる。米国のコロナ経済対策については、トランプ大統領が失業給付の上乗せなどを盛り込んだ大統領令を発出したが、政府支出の権限は原則として議会が有しており、大統領令による支出は早晩行き詰まる可能性がある。夏季休暇シーズンが本格化する中、ドル/円は本日も方向感に乏しい相場展開となりそうだ。ただ、薄商いの中で米中関係や米議会の経済対策協議に新たな動きが出れば、相場が急変する可能性を孕んでいる事には留意しておきたい。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200811084740p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。