FX初心者のためのヘッドアンドショルダーの見方とトレードで利用する方法とは?

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FX初心者がテクニカル分析をする上で、ぜひとも知っておきたいのが「ヘッドアンドショルダー」です。
この記事では、チャート上でのヘッドアンドショルダーの見方や、実際のトレードで利用する方法について解説していきます。

ヘッドアンドショルダーとは

ヘッドアンドショルダーは、チャート上の値動きが人の頭(ヘッド)と左右の肩(ショルダー)を構成しているように見えることから、そのように呼ばれます。
3つの仏像が並んでいるように見えることから「三尊」とも呼ばれています。
数あるチャートパターンの中でも、特に重要なものです。
ぜひマスターしてください。

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ヘッドアンドショルダーは、上昇トレンド、および下降トレンドの発生後に、「トレンドの終焉」を知らせるトレードシグナルとして利用されます。
ただし、必ずしもトレンドの終焉となるわけではなく、「トレンド回帰(トレンドの継続)」となる場合もあるのでご注意ください。

例えば、長い下落トレンドが続く状況では、途中で調整が入ることが大半です。
その価格が調整のために戻っていく場面(上昇)で、ヘッドアンドショルダーが現れた場合、チャートは再度下降トレンドに戻っていくことがあります。

ヘッドアンドショルダーを利用してトレードする場合、その多くは「トレンドの終焉」となりますが、「トレンド回帰」になる可能性もあるということを覚えておいてください。

ヘッドアンドショルダーの見方と大切なポイント

ヘッドアンドショルダーの見方で大切なのは、チャート上に「ネックライン」を引いてみることです。
ヘッド(頭)とショルダー(肩)に対して首(ネック)のように見える部分に引かれることから名付けられています。

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ネックラインがなぜ重要かというと、そのラインがまさに「レジスタンスライン」や「サポートライン」の役割を持つことが多いからです。
つまり、ロウソク足がネックラインにタッチすると、多くのトレーダーが、それぞれの思惑を持ちながら、売りや買いを仕掛けてくるため、価格が動くポイントになりやすいのです。

もし、ヘッドアンドショルダーをチャート上で確認したら、上位の時間足の方向を確認しながら、トレンドが終焉するのか、あるいは元のトレンドに戻っていくのかを意識してください。
普段、15分足をメインでトレードしている方なら「1時間足」、1時間足でトレードしている方なら「4時間足」や「日足」というように、それぞれ上位時間のチャートで、トレンドの方向を確認するということです。

ヘッドアンドショルダーを実際のトレードで生かす方法

ヘッドアンドショルダーが形成されると、多くのトレーダーが意識するので、実際のトレードに生かせる場面が少なくありません。
具体的に見ていきましょう。

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まず、ヘッドアンドショルダーが形成されているところでは、ネックラインがサポートラインの機能を果たしています。
しかし、2つ目のショルダーが現れた後で、ネックラインを下に抜けることがあります。
この状況では、まだネックラインの影響力が残っており、そのまま急激に下抜けしていくことは、あまりありません。
反発して元のネックライン付近まで戻る値動きがよく見られます。

しかし、一度下抜けするとトレンド転換が認識されることになります。
そのため、反発後にネックライン付近まで戻ると、そこから再度下方向への動きが見られることがあります。
ここで、上図のように、トレンド転換から下方向への動きが継続すると見込んで「売りエントリー」を仕掛けるチャンスです。

コツとしては、先ほどお伝えしたように、上位の時間足でトレンド方向を確認しつつ、実際のエントリーでは、逆に短い時間足でエントリーポイントを探すと、よりチャンスをつかみやすくなるでしょう。

なお、ヘッドアンドショルダーをそのまま上下反対にした「ヘッドアンドショルダーボトム(通称・逆三尊)」でもこのような値動きが見られ、同様にトレードを仕掛けるチャンスとなります。
その場合は反対に買いでのエントリーになります。

ヘッドアンドショルダーのポイント

ヘッドアンドショルダーが現れた場合、ネックラインと組み合わせると、実際のトレードではかなりの確度で大きなチャンスになることが多いです。
しかし、ここで重要なのは「必ずネックラインで反発する」などと決め打ちしすぎないことです。
ヘッドアンドショルダーに限りませんが、テクニカル分析は「そうなる可能性が高い」というだけで、「必ずそうなる」わけではないからです。

ヘッドアンドショルダーを利用してポジションを取ったものの、思惑通りに値が動かないケースもあるでしょう。
その場合は、損失リスクを抑えるために、直近の高値や安値付近など、適切なポイントで確実に損切ることも大切です。
FXではリスクを最小限に抑えることが、もっとも大切だからです。


PickUp編集部

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