2020年8月17日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は、直近の日足が陰線引けとなり、上昇一服となりましたが、下げエネルギーの強いものではないので週初の押しは限られたものとなりそうです。106円台を維持できずに終えた場合は日足の形状が悪化しますが、この場合でも105.50-60、105.00-10にやや強い抵抗が控えており、ドル急落にも繋がり難い状態です。一方上値は、107.30超えで終えれば上値余地が若干拡がり易くなりますが、この場合でも108.00近辺に日足、週足ベースで見た強い抵抗があり、これにぶつかる可能性も高いと見ています。 短期トレンドは105.00割れで“ニュートラル”な状態に戻します。104.80以下で越週するか104.50割れで終えた場合は“ドル弱気”の流れに戻して一段のドル下落に繋がり易くなります。 今日のドル買いは106.50-60で軽く買って浅い損切りを106.20に置くか、106.00-10の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは105.40で撤退です。ドル売りは1日様子見か107.20-30で戻り売り。損切りは107.70で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は107.20-30、108.00-10に、下値抵抗は106.50-60、106.00-10、105.50-60にあります。
【ユーロ/円】：ユーロ強気を維持。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小反落。下げ余力の強いものではなく、短期トレンドも強い状態を維持しています。買いは125.50-60の押し目待ちとします。損切りは124.80で一旦撤退です。売りは様子見です。125.00-10、124.50-60に強い下値抵抗がありますが、124.50割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。さらに123.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】： ユーロ強気を維持。強い上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小幅続伸となり上値余地を探る動きに繋げていますが、上昇エネルギーの強いものではないので、上値余地が限られる可能性も高いと見ます。買いは1.1790-00の押し目を軽く拾って1.1770で浅めに撤退するか、1.1720-30の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1680で撤退です。売りは1日様子見か、1.1860-70で軽く戻り売り。損切りは1.1920で撤退です。1.1880超えで終えれば日足の形状が改善して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に1.1700割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
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