「トルコリラ安が続く」FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング 2020年8月10日~8月14日

FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキングタイトル


外為どっとコムのFX取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。

集計期間:
2020年8月10日から8月14日の営業日

▼変動率ランキング
トルコリラ安がとまらない


▼スワップポイント累計ランキング
ロシアルーブル/円が首位に


▼取引高ランキング
ユーロ/円が4位に

変動率ランキング:トルコリラ安がとまらない

期間中の為替相場は、先週に引き続きトルコリラ安が目立っていた。ランキング2位のユーロ/トルコリラは、じわじわとした上昇が継続し、期間中に8.75を記録。勢いは止まらず、原稿執筆時の週初にも最高値を更新するなど、上昇トレンド(ユーロ高・リラ安)がとまらない。変動率1位となったトルコリラ/円については、10日(月曜日)に14.156円の史上最安値を付けた。思い出されるのは2年前2018年8月に起きたトルコリラショックだが、当時は月初の22.7円から、最安値は15.5円と、実に7円もの下落を記録している。本記事でこれまで指摘てきたように、トルコ当局の外貨準備の不足は解消されていらず、さらなるリラ安が進んでもおかしくない状況にある。
変動率4位のメキシコペソ/円について、6月からしばらくレンジ相場を形成してきたものの、集計期間は陽線が続き、若干だがレンジを上抜けた感が出てきた。はたして本格的なレンジブレイクとなったのかを見極めるうえで、今後の値動きが気になるところだ。

8位に入ったカナダドル/円も、メキシコペソ/円同様にレンジを上抜けしたように見える。米ドル/カナダドルで見ると、ゆっくりとではあるが米ドル安・カナダドル高の流れが続いている。カナダは、新型コロナウイルスの感染者12万人と多いが、すでに感染は終息にむかっており、カナダ経済への期待が通貨高につながっているとみることもできるだろう。

ドル/円は変動率1.27%の23位になった。概ね106-107円の中で推移し、円安・ドル高になっている。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアのうち10通貨ペアと、前回の9通貨ペアからは1つ増加した。その内3%以上の変動幅を記録した通貨ペアは6つで、こちらも1通貨ペア増加した。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 TRY/JPY 4.58% 14.804 14.156
2 EUR/TRY 3.77% 8.7491 8.4316
3 NOK/JPY 3.45% 12.05 11.648
3 MXN/JPY 3.45% 4.856 4.694
5 ZAR/JPY 3.38% 6.156 5.955
6 USD/TRY 3.37% 7.4104 7.169
7 RUB/JPY 2.74% 1.464 1.425
8 CAD/JPY 2.50% 80.981 79.008
9 SEK/JPY 2.29% 12.339 12.063
10 EUR/NZD 2.05% 1.80955 1.77315
11 EUR/JPY 1.95% 126.752 124.329
12 CHF/JPY 1.80% 117.63 115.546
13 CNH/JPY 1.74% 15.426 15.162
14 AUD/CAD 1.62% 0.95892 0.94365
15 NZD/USD 1.59% 0.66261 0.65225
16 USD/CAD 1.54% 1.33939 1.31913
17 GBP/JPY 1.52% 140.205 138.101
18 AUD/JPY 1.41% 76.713 75.644
19 SGD/JPY 1.32% 78.002 76.983
19 NZD/JPY 1.32% 70.525 69.608
21 EUR/USD 1.31% 1.18638 1.17105
22 USD/CHF 1.27% 0.91972 0.90815
22 USD/JPY 1.27% 107.047 105.705
24 HKD/JPY 1.26% 13.801 13.629
25 AUD/NZD 1.24% 1.09624 1.08279
26 EUR/AUD 1.21% 1.65501 1.63523
27 AUD/USD 1.15% 0.71903 0.71089
28 GBP/USD 1.05% 1.31422 1.3005
29 GBP/AUD 0.99% 1.83545 1.81739
30 EUR/GBP 0.93% 0.90527 0.89691

 

スワップポイント累計ランキング:ロシアルーブル/円が首位に

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、前週1位のユーロ/トルコリラ(売)が2位になり、ロシアルーブル/円が首位に返り咲いた。ここに来てトップがよく入れ替わる状態が続いている。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 RUB/JPY 1050 90,000
2 EUR/TRY 770 51,000
3 CNH/JPY 580 70,000
4 MXN/JPY 490 20,000
5 USD/TRY 317 43,000
6 ZAR/JPY 310 30,000
7 HKD/JPY 210 60,000
8 EUR/NZD 128 51,000
9 TRY/JPY 120 7,000
10 EUR/AUD 117 51,000
11 EUR/USD 116 51,000
12 EUR/GBP 93 51,000
13 NOK/JPY 70 50,000
14 USD/CHF 64 43,000
15 NZD/USD 52 29,000
15 EUR/JPY 52 51,000
17 USD/JPY 47 43,000
18 CHF/JPY 21 47,000
19 GBP/JPY 21 56,000
20 AUD/JPY 13 31,000
21 AUD/USD 0 31,000
21 CAD/JPY 0 33,000
21 GBP/USD 0 56,000
21 GBP/AUD 0 56,000
21 NZD/JPY 0 29,000
21 SEK/JPY 0 50,000
27 USD/CAD -64 43,000
28 AUD/CAD -68 31,000
29 SGD/JPY -81 32,000
30 AUD/NZD -95 31,000

 

取引高ランキング:ユーロ/円が4位に

期間中の取引高ランキングは、トップ3に変化はないもののユーロ/円が先週の5位から一つランクを上げた。ユーロ高の流れは続いており、年初来高値を続けるユーロ/円はトレンドフォロアーの買いが増えた可能性がある。一方、順位を下げた豪ドル/円は、76円台で頭が重く、騰落率ランキングでも18位と、ユーロ/円(11位)に比べて変動幅もなかった。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 MXN/JPY 2
3 EUR/USD 3
4 EUR/JPY 5
5 AUD/JPY 4
6 GBP/JPY 6
7 GBP/USD 9
8 TRY/JPY 8
9 ZAR/JPY 7
10 NZD/JPY 11
11 AUD/USD 10
12 GBP/AUD 12
13 USD/CHF 18
14 NZD/USD 16
15 EUR/AUD 13
16 EUR/GBP 17
17 CAD/JPY 14
18 CHF/JPY 15
19 USD/CAD 22
20 RUB/JPY 21
21 USD/TRY 19
22 EUR/NZD 25
23 CNH/JPY 23
24 NOK/JPY 26
25 EUR/TRY 20
26 AUD/NZD 24
27 HKD/JPY 27
28 AUD/CAD 28
29 SGD/JPY 30
30 SEK/JPY 29

まとめ

集計週は、先週に引き続きトルコリラ安がトピックとなった。

今週の注目イベントとしては、米民主党大会が挙げられる。11月の米大統領選に向けた世論調査で有利が伝えられるバイデン候補のほか、副大統領候補のハリス氏も登壇予定とあり、両名の経済施策など講演内容に注目だ。経済指標発表では、米欧の景気関連指標のほか、8/20のトルコ中銀政策金利をチェックしたい。リラ安の歯止めとなるのか、はたまたリラ安加速となるのか、気になるところだ。

 

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