「ドル/円、突発ニュースを警戒」 外為トゥデイ 2020年8月24日号

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目次

▼21日(金)の為替相場
(1):日本7月CPI 前年比は2カ月連続横ばい
(2):英小売 7月は大幅増
(3):コロナ感染再拡大でユーロ圏PMI再び低下
(4):英EU通商交渉難航 ポンドの重石に
(5):米PMI・中古住宅予想超え ドル上昇も一時的

▼21日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
ドル/円、突発ニュースを警戒

▼本日の注目イベント

21日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200824094143p:plain期間:21日(金)午前6時10分~22日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本7月CPI 前年比は2カ月連続横ばい

日本7月消費者物価指数(除生鮮食)は前年比±0.0%と予想(+0.1%)を下回り前月(±0.0%)から横ばいだった。

(2):英小売 7月は大幅増

英7月小売売上高は前月比+3.6%と予想(+2.0%)以上の伸びとなった。自動車燃料を除いた売上高も前月比+2.0%と堅調な伸びを示した(予想:+0.2%)。

(3):コロナ感染再拡大でユーロ圏PMI再び低下

仏8月製造業PMI・速報値は49.0、同サービス業PMI・速報値は51.9といずれも予想(53.0、56.3)を下回った。これを受けてユーロが下落。その後、独8月製造業PMI・速報値は53.0、同サービス業PMI・速報値は50.8(予想:52.3、55.2)となり、ユーロ圏8月製造業PMI・速報値は51.7、同サービス業PMI・速報値は50.1(予想:52.7、54.5)となった。サービス業を中心にコロナ感染再拡大の影響が出た事でユーロ売りが加速した。

(4):英EU通商交渉難航 ポンドの重石に

英8月製造業PMI・速報値は55.3、同サービス業PMI・速報値は60.1と、いずれも市場予想(54.0、57.0)を上回った。しかし、ポンドの上昇は限定的かつ一時的だった。英国と欧州連合(EU)がこの日まで行った通商交渉にほとんど進展がなかった事がポンドの重しとなった。なお、EU側のバルニエ首席交渉官は交渉終了後に「現段階で合意できる公算は小さいと思われる。今週は前進ではなく後退しているように感じられた」などと発言した。これに対し、フロスト英首席交渉官は「今週は有益な協議ができたが進展はほとんどなかった」などとする声明を発表した。

(5):米PMI・中古住宅予想超え ドル上昇も一時的

米8月製造業PMI・速報値は53.6、同サービス業PMI・速報値は54.8といずれも市場予想(52.0、51.0)を上回った。また、その後米7月中古住宅販売件数も、年率換算586万件と予想(541万件)を上回った。これらを受けてドルが上昇するとドル/円は106円台を回復したが、上値が重かった。

21日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
ドル/円、突発ニュースを警戒

21日のドル/円は、105.40円台では底堅い一方、106.00円台では上値が重く、ほぼ横ばいの105.80円台でクローズ。新規材料を欠く中、市場の関心は早くも週後半のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に向かっている模様だ。ドル/円は、本日も105円台を中心とする方向感に乏しい展開が見込まれる。ただ、安倍首相の健康問題は気がかりだ。今朝方には先週に続いて病院を訪れた事が報じられている。仮に首相が健康不安で辞任するとなれば、アベノミクス相場終了の思惑から、一時的にせよ株安・円高に振れる可能性もある。夏枯れ相場の中、突発的なニュースに揺さぶられるリスクにも警戒が必要だろう。

本日の注目イベント

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