「円売りとドル売り交錯」 外為トゥデイ 2020年8月26日号

f:id:gaitamesk:20190816133345p:plain

目次

▼25日(火)の為替相場
(1):米中、貿易協議履行を決意 円売り材料に
(2):独Ifo企業景況感 予想を上回る
(3):安倍首相健康不安説 一時円買い強まる
(4):米消費者信頼感は低水準も新築販売は高水準
(5):S&P・ナスダック最高値更新 ドル売り円売り交錯

▼25日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
106円台前半でもみ合う展開

▼本日の注目イベント

25日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200826092940p:plain期間:25日(火)午前6時10分~26日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米中、貿易協議履行を決意 円売り材料に

米通商代表部(USTR)は声明で、米中通商合意の第1段階を履行する決意を双方が確認したと発表。当初、市場の反応は鈍かったが、欧米市場では円売り材料となった。

(2):独Ifo景況感上昇 期待指数は予想に届かず

独8月Ifo企業景況感指数は92.6と予想(92.1)を上回り前月(90.4)から上昇。同期待指数は97.5と前月(96.7)から上昇したが、予想(98.0)には届かなかった。

(3):安倍首相会見で調整 辞任の思惑で一時円買い

安倍首相が28日に記者会見を開く方向で調整に入ったと報じられると、健康不安による早期辞任の思惑を絡めつつ円買いが強まった。ただ、新型コロナウイルス対応を説明する方針とも伝えられたため円買いは一時的だった。

(4):米消費者信頼感大きく低下 新築住宅は大幅な高水準に

米8月消費者信頼感指数は84.8と2014年5月以来の水準に低下(予想:93.0)。「職探しが困難」とする回答割合が上昇しており、雇用情勢の悪化が消費者マインドの重しとなった事が示唆された。一方、米7月新築住宅販売件数は年率換算で90.1万件と、予想(79.0万件)を大幅に上回り、2006年12月以来の高水準を記録した。

(5):S&P・ナスダック最高値更新 ドル売り円売り交錯

米中対立の緩和や新型コロナ治療薬への期待を背景にS&P総合500種指数とナスダック総合指数が引けに向けて過去最高値を更新。リスク選好のドル売りと円売りが交錯する中、クロス円が強含んだ一方、ドル/円は上値が重かった。

25日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

f:id:gaitamesk:20200826093007p:plain

ドル/円の見通し:
106円台前半でもみ合う展開

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%上昇。米中対立激化への懸念が和らぐ中、一時106.58円前後まで上昇したが、ドルも他の通貨に対して軟調だったため伸び悩んだ。NY市場ではNYダウ平均こそ小幅安となったが、S&P500とナスダックが過去最高値を更新する中、リスク・オンの円売りとドル売りが交錯した。

本日もリスク・オンの地合いを引き継ぐと見られるが、円売りとドル売りが交錯しやすい事や、明日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えている事から大きな動きは想定しにくい。本日のドル/円は106円台前半を中心にもみ合う展開が見込まれる。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200826094102p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

●免責事項 本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、当社は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
top