2020年8月28日
【ドル/円】：上値余地がもう一段拡がる可能性。
ドル/円は、陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。この陽線が105.50-60の日足の抵抗に跳ね返されており、下値を切り上げる流れに入ったこと、106.40-50の日足の抵抗を上抜けて終えていることから、上値トライの動きが強まると見られます。下値余地が限られる可能性がより高いので、今日については押し目買い方針が有効と見ます。可能性が低いと見ますが105.50割れで終えた場合は、日足の形状が悪化して上値追いの可能性を打ち消します。 ドル買いは106.20-30で押し目買い。下値余地を106.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは105.40で撤退です。ドル売りは浅い損切りが付いたので1日様子見か、107.00～107.20ゾーンの戻りがあれば売り狙い。この場合の損切りは107.70で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は107.00-10、107.20-30、107.90-00に、下値抵抗は106.00-10、105.60-70、105.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。下値を切り上げる流れを維持しており、上値トライの動きが強まると見ますが、126.30-40にやや強い抵抗が控えており、126.60超えで越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。また、124.50以下で終えた場合は、日足、週足ともに形状が悪化して一段の下落に繋がり易くなります。買いは125.50-60で軽く押し目買い。損切りは浅い場合で124.80、深い場合は124.40で撤退です。売りは1日様子見か126.30-40で戻り売り。損切りは126.80で撤退です。
【ユーロ/ドル】：上下の抵抗を抜けきれない状態。1.1750割れで“ニュートラル”に変化。
ユーロ/ドルは実体が小さく、上下のヒゲがやや長い陰線となり、寄せ線に近い形で終えています。実体ベースで1.1800を守っており、上値トライの可能性に繋げていますが、1.1970超えで終えない限り、上値余地も拡がり難い状態です。トレンドの変化が認められないので、1.1790-00で押し目買い。損切りは1.1740で撤退です。売りは1日様子見か1.1910-20の吹き値があれば売り狙い。損切りは1.1970で撤退です。短期トレンドは1.1750割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1600割れで終えない限り大きく変化しません。
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