「FRB議長発言を消化」 外為トゥデイ 2020年8月28日号

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目次

▼27日(木)の為替相場
(1):豪民間設備投資 予想ほど落ち込まず
(2):米GDP上方修正 失業申請も改善
(3):FRB議長講演で緩和長期化観測 米株続伸

▼27日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
手控えムード強まりそう

▼本日の注目イベント

27日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200828092802p:plain期間:27日(木)午前6時10分~28日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪民間設備投資 予想ほど落ち込まず

豪4-6月期民間設備投資は前期比-5.9%と予想(-8.2%)ほどには落ち込まなかったが、前期(-2.1%)から減少が加速した。

(2):米GDP上方修正 失業申請も改善

米4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比年率-31.7%と速報値(-32.9%)から僅かに上方修正された。また、米新規失業保険申請件数は100.6万件と前週(110.4万件)からやや改善した(予想:100.0万件)。いずれもドルの反応は小さかった。

(3):FRB議長講演で緩和長期化観測 米株続伸

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、ジャクソンホール・シンポジウムの講演で、インフレ目標の見直しを巡る新戦略を発表。インフレが一時的に目標の2%を上回る事を容認し、長期的な平均で2%を目指す「平均物価目標」を採用した。物価の安定よりも雇用の最大化を重視する姿勢を示した事で、大規模金融緩和の長期化観測からドル売りが強まった。しかし、見直しの内容が市場予想通りで織り込み済みであった事や、見直し発表後に米長期金利が上昇した事から、ドルは急激に買い戻された。ドル/円は、105.60円前後に下落したのち切り返すと106.70円付近まで反発。反対にクロス円はストレートドルの動きに連れて上昇したのち反落した。ただ、パウエルFRB議長の発表を受けて米国株が上昇したためその後は再び上昇した。

27日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
手控えムード強まりそう

昨日のドル/円は終値ベースで約0.6%上昇。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がインフレの一時的な上振れを容認する「平均物価目標」の導入を発表すると金融緩和の長期化観測から105.60円前後までドル安が進行。しかし「平均物価目標」の導入が織り込み済みであった事や、導入を受けて米長期金利が上昇した事から、売り一巡後はドルが急激に切り返して106.70円付近へと反発した。

今週最大の注目イベントと目されていたパウエルFRB議長の講演を消化した事で、本日のドル/円は週末を前に手控えムードが強まりそうだ。改めてドル売りを仕掛けるには明らかに材料不足であり、106.10円台の20日移動平均線はサポートされよう。一方、ポジション調整によるドル買い戻しの動きが続いても、107円絡みのレジスタンスを突破するのは困難だろう。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200828083951p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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