「米ドル/円弱気見通しがやや後退」外為短観 第135回

tankan_logo.png

<第135回調査>2020年8月28日

外為どっとコムの口座開設者のお客様を対象とした投資動向等に関するアンケート調査です。

調査実施期間
2020年8月21日(金)13:00~2020年8月25日(火)24:00

調査対象
外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』に口座を開設のお客様層。

調査方法
外為どっとコムの口座開設者にメールでアンケート回答URLを送付。
今回の有効回答数は820件。
※必要項目を全て入力して回答して頂いたお客様を「有効回答数」としました。

問1:今後1カ月間の米ドル /円相場の見通しについてお答えください
問2:今後1カ月間の米ドル /円相場の予想レートについてお答えください
問3:今後 1カ月間のユーロ/円相場の見通しについてお答えください
問4:今後 1カ月間の豪ドル/円相場の見通しについてお答えください
問5:今後、注目の通貨ペアについてお答えください
問6:あなた個人の「景況感」はいかがですか?
問7:11月の米大統領選の結果と為替相場の反応をどう予想しますか?
今後の調査実施計画及び公表方針

問1:今後1カ月間の米ドル/円相場の見通しについてお答えください

f:id:gaitamesk:20200828163605p:plain

「今後1カ月間の米ドル/円相場の見通し」については、「米ドル高・円安方向」と答えた割合が 29.4%であったのに対し「円高・米ドル安方向」と答えた割合は42.7%であった。この結果「米ドル/ 円予想DI」は▼13.3%ポイントとなり、前回(▼25.2%ポイント)からマイナス幅が縮小したが、マイ ナス(弱気)は5カ月連続となった。調査期間前後の米ドル/円相場は、106.00円を挟んでもみ合う 展開であった。7月末に見られた105円台を割り込むほどの米ドル安・円高の動きが一服する中、 個人投資家の米ドル弱気・円強気の予想がやや後退したと考えられる。

問2:今後1カ月間の米ドル/円相場の予想レートについてお答えください

f:id:gaitamesk:20200828163656p:plain

「今後1カ月間の米ドル/円相場の予想レート」については、「±1円で推移」が33.4%と最も多く、次 いで、「1円~3円の円高・米ドル安(29.4%)」、「1円~3円の米ドル高・円安(28.8%)」と続き、以下、 「3円以上の米ドル高・円安(5.0%)」、「3円以上の円高・米ドル安(3.4%)」の順になった。ヒストグラ ムの形状は台形に近く、ほぼ中立の見通しを示している。問1の結果とはやや異なるように見える が、これは「±1円で推移」の回答の中で「-1円」の方を予想した向きが多かったためと推測される。 「3円以上の円高・米ドル安」が最少であった点から見ても、米ドル/円相場が106円付近から大きく 下値を切り下げるとの見方は少ないようだ。

問3:今後 1カ月間のユーロ/円相場の見通しについてお答えください

f:id:gaitamesk:20200828163751p:plain

「今後1カ月間のユーロ/円相場の見通し」については、「ユーロ高・円安方向」と答えた割合が 36.7%であったのに対し、「円高・ユーロ安方向」と答えた割合は30.2%であった。この結果、「ユー ロ/円予想DI」は△6.5%ポイントと前月(△5.1%ポイント)に続き小幅なプラス(強気)となった。調 査期間前後のユーロ/円相場は、124円台まで調整した後、一時126円台を回復するなど底堅く推 移。前回調査時の123円台から上値を切り上げているが、それでも個人投資家はユーロ強気見通 しを維持した。こうした見通しとは裏腹に、足元の個人投資家のポジションはユーロ売り越し(円買 い越し)となっている。今後の調整局面ではショートカバーも含めてユーロ買い・円売りが増えそう だ。

問4:今後 1カ月間の豪ドル/円相場の見通しについてお答えください

f:id:gaitamesk:20200828163847p:plain

「今後1カ月間の豪ドル/円相場の見通し」については、「豪ドル高・円安方向」と答えた割合が 30.7%であったのに対し、「円高・豪ドル安方向」と答えた割合は31.5%であった。この結果豪ドル/ 円予想DI」は▼0.8%ポイントと前回(▼4.6%ポイント)からマイナス幅が僅かに縮小したもののマ イナス圏を抜け出せなかった。調査期間前後の豪ドル/円相場は、75円台半ばで下げ渋ると、世 界的な株高の流れに沿って76円台後半へと持ち直すなど堅調に推移。年初来高値の更新を視野 に入れた動きとなったが、個人投資家の見通しが強気に転換するには至らなかった。

問5:今後、注目の通貨ペアについてお答えください

f:id:gaitamesk:20200828163939p:plain

「今後注目している通貨ペア」について尋ねたところ、「買い」で注目の通貨ペアは、米ドル/円が 34.8%の回答割合を集めて1位となった。続く2位にはユーロ/米ドル(14.4%)、以下、3位豪ドル/ 円(9.4%)、4位ユーロ/円(8.3%)、5位英ポンド/円(7.0%)と続いた。なお、米ドル/円は95カ月連 続で1位の座を維持した。米ドル/円の前月の回答割合は27.5%だった。2位以下も前月と順位に 変動はなかったが、いずれも回答割合が低下しており、結果的に米ドル/円に注目が集まる形と なった。
一方、「売り」で注目の通貨ペアは、米ドル/円が36.2%の回答割合で首位をキープした。回答割 合は前回(41.5%)からやや低下しており、米ドル/円相場の弱気見通しが幾分後退した様子がこ こからも見て取れる。「売り」で注目の2位には、ユーロ/米ドル(11.6%)が前月の5位(8.0%)から 上昇。以下、3位ユーロ/円(10.1%)、4位豪ドル/円(8.8%)、5位英ポンド/円(8.3%)と続いた。 中下位層では、トルコリラ/円が「買い」で7位(4.0%)、「売り」で6位(2.6%)と、前月に続き強弱感 が対立しているのが目についた。なお、同じ新興国通貨のクロス円であるメキシコペソ/円は「買 い」で6位(6.3%)、「売り」では14位(1.1%)であった。

問6:あなた個人の「景況感」はいかがですか?(ひとつだけ)

f:id:gaitamesk:20200828164057p:plain

今回の特別質問として、「あなた個人の『景況感』はいかがですか?」と尋ねたところ、「良くなっ ている」が11.0%、「悪くなっている」が47.9%、「あまり変化なし」が41.1%という結果になった。前 回、同じ質問をした5月調査では「良くなっている」が9.2%、「悪くなっている」が56.3%、「あまり変化 なし」が34.5%であった。過去最悪級の結果となった前回からの改善は小幅に留まった。コロナ禍 で著しく悪化していた個人投資家の景況感は、足元で持ち直しつつあるものの、改善ペースは極 めて緩やかなようだ。

問7::11月の米大統領選の結果と為替相場の反応をどう予想します か?(ひとつだけ)

f:id:gaitamesk:20200828164155p:plain

今回のもうひとつの特別質問として、「11月の米大統領選の結果と為替相場の反応をどう予想し ますか?」と尋ねたところ、「トランプ氏勝利でドル高・円安」の回答が34.8%と最も多かった。次い で「バイデン氏勝利でドル高・円安(22.9%)」、「バイデン氏勝利でドル安・円高(15.5%)」と続き、 「トランプ氏勝利でドル安・円高」と「どちらが勝利してもほぼ反応なし」が13.4%で並んだ。世論調 査の支持率ではバイデン氏がややリードしているが、個人投資家の見方は割れている模様だ。ま た、どちらが勝ってもドル高・円安に振れるとの回答が多いのが印象的だ。回答理由を自由記述 形式で尋ねたところ、「トランプ氏勝利でドル高・円安」とした向きからは「ヒラリーさん(前回の大統 領選)の時と同じようになる」との声が挙がった。一方、「バイデン氏勝利でドル高・円安」とした向き からは「大統領交代で信頼度が上がりそう」との声が出ていた。その他、「バイデン氏勝利でドル 安・円高」を予想した向きは「米国株が暴落して安全通貨の円が買われる」と指摘した。また「どち らが勝利してもほぼ反応なし」とした向きからは「大統領選よりコロナ関係(ワクチンなど)の方が大 きな動きに繋がる」との回答があった。

今後の調査実施計画及び公表方針

本調査も第135回目となりました。調査開始から11年が経過し、データの蓄積が進んできました。 今後については、毎月定点観測で実施する調査結果を基に、予想DIの時系列比較から見出せる FX投資家の相場観の変化やその傾向などのほか、中長期的な視点に基づいたFX投資家の投資 スタイルの変化などの考察も進めて行きたいと考えています。 なお、毎月の本調査においては、公表扱いとしている質問項目及び回答結果の他に、「投資家 の属性」、「取引頻度」、「取引規模」、「取引時間帯」、「投資選好」など、投資家実態を把握するた めに必要な各種の質問項目も設けて集計しています。それらの回答結果を用いた投資家の実態 報告や属性別のクロス・セクション分析等に

f:id:gaitamesk:20200828164318p:plain

f:id:gaitamesk:20200828164358p:plain

本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資 方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された 意見や予測等は、今後 予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社外為どっと コム総合研究所ならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 Copyright©2020Gaitame.com Research Institute Ltd. All Rights Reserved. www.gaitamesk.com
●免責事項 本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、当社は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
top
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。 尚、本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。 店頭外国為替保証金取引および店頭通貨バイナリーオプション取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生ずる場合がございます。お取引の前に充分内容を理解し、ご自身の判断でお取り組みください。<『外貨ネクストネオ』 取引形態:店頭外国為替保証金取引 委託保証金:各通貨の基準レートにより計算された取引金額の保証金率4%以上に設定(法人のお客様は、保証金率1%以上となる額または金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうち、いずれか高い額以上の委託保証金が必要となります。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します) 売買手数料:0円 【注】お客様がお預けになった保証金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金以上の損失が出る可能性がございます。また取引レートには売値と買値に差(スプレッド)が生じます。><『外貨ネクストバイナリー』 取引形態:店頭通貨バイナリーオプション取引(満期である判定時刻をもって自動権利行使となるヨーロピアンタイプ) 購入価格:1Lotあたり約40~999円 売買手数料:0円 【注】店頭通貨バイナリーオプション取引は期限の定めのある取引であり、相場の変動等の要因により原資産価格が変動するため、予想が外れた場合には投資元本の全額を失うリスクの高い金融商品です。権利行使価格と判定価格との関係がお客様にとって利益となる場合には自動権利行使によりペイアウト額を得られますが、損失となる場合には権利消滅により全購入金額が損失として確定します。またオプションの購入価格と売却価格には差(スプレッド)が生じます。> 株式会社外為どっとコム 〒105-0021 東京都港区東新橋2-8-1 パラッツォアステック4階 TEL:03-5733-3065 金融商品取引業者登録番号:関東財務局長(金商)第262号/金融先物取引業協会(会員番号1509) (C) Gaitame.com Co.,Ltd. All rights reserved.