「円安とドル安が綱引き」 外為トゥデイ 2020年9月1日号

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▼31日(月)の為替相場
(1):菅官房長官出馬へ 円売り先行
(2):中国製造業PMI低下 非製造業は堅調
(3):独CPI予想に届かず EU基準では約4年ぶりマイナス
(4):円売りドル売り交錯 クロス円は軒並み上伸

▼31日(月)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
106.00円を挟んだ展開

▼本日の注目イベント

31日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200901092305p:plain期間:31日(月)午前7時00分~1日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):菅官房長官出馬へ 円売り先行

安倍首相の辞任を受けて行われる自民党総裁選に、菅官房長官が出馬の意向を示したとの報道を受けて円売りが先行。安倍首相に近い菅氏なら「アベノミクス」も継承されるとの見方が強まり、前週末の円買いに対する巻き戻しが入った。

(2):中国製造業PMI低下 非製造業は堅調

中国8月製造業PMIは51.0と予想(51.2)を僅かに下回った。一方、同非製造業PMIは55.2と予想(54.2)を上回った。なお、中国商務省はこの日、豪州産ワインに対し反補助金の相殺関税措置に向けた調査を開始すると発表した。

(3):独CPI予想に届かず EU基準では約4年ぶりマイナス

独8月消費者物価指数・速報値は前月比-0.1%、前年比±0.0%と予想(±0.0%、+0.1%)を下回る伸びに留まった。EU基準では前年比-0.1%となり、約4年ぶりにマイナスを記録した。

(4):円売りドル売り交錯 クロス円は軒並み上伸

「菅次期首相」を睨んだ円売りと、米連邦準備制度理事会(FRB)の「超低金利政策長期化」観測によるドル売りが交錯。ドル/円は106.00円付近で上昇一服となった一方、ユーロ/円は2019年3月以来の高値となる126.84円前後まで上昇。豪ドル/円も2019年5月以来の78.46円前後へ、ポンド/円も2月以来の142.00円台へと上値を伸ばした。

31日(月)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
106.00円を挟んだ展開

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。NY市場では一時106円台を回復する場面もあった。辞任を表明した安倍首相に近い菅官房長官が次期首相の最有力候補との見方から円売りが活発化した。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)の超低金利政策長期化を睨んだドル売りも根強く、円以外の主要通貨に対してはドル安が進行。ドルの総合的な価値を示すドルインデックスは昨日、2018年5月以来の水準に下落した。

本日も円売りとドル売りが交錯しやすい相場展開が見込まれ、ドル/円は106.00円を挟んだ展開が続きそうだ。そうした円安とドル安の綱引きに優劣がつくとすれば、米8月ISM製造業景況指数が手掛かりとなろう。市場予想は54.7と、前月の54.2から小幅に上昇する見込みとなっている。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200901092338p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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