2020年9月3日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。
ドル/円は小陽線で終えています。単体では上昇余力の強いものではないので、106.60超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意する必要がありますが、下値も、105円台の抵抗を守って下値を切り上げており、突っ込み売りにも注意が必要です。 105円割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが点灯します。可能性がまだ低いと見ますが、104.50割れで終えた場合や104.00割れを見た場合は短期トレンドも“ドル弱気”に変化して一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に107.30超えで終えることが出来れば、上値余地がもう一段拡がり易くなりますが、この場合でも107.80-90に日足の抵抗が、108.10-20に週足の抵抗が控えており、簡単には上抜けないでしょう。 今日のドル買いは105.90-00で軽く買って105.70で浅めに一旦撤退するか、105.40-50の押し目待ちとします。この場合の損切りは104.80で撤退です。ドル売りは106.60-70まで引きつけて。損切りは107.30で撤退です。 日足の上値抵抗は106.60-70、107.00-10、107.20-30に、下値抵抗は105.90-00、105.40-50、105.10-20にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。125円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。
ユーロ/円は、小幅続落となりましたが、下値を切り上げる流れには変化が認められず、調整的な押しの範囲内に留まっています。トレンドの変化が確認できないので、125.80-90で押し目買い。損切りは124.90で一旦撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。さらに124.50割れで終えた場合は、短期トレンドが変化してユーロの下落余地がさらに拡がり易くなります。売りは様子見です。
【ユーロ/ドル】：ユーロの押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは続落。寄り付き高値の陰線引けとなり、単体では反発力の鈍いものですが、1.1800-10に強い下値抵抗が控えており、これを支えとして反発に転ずる可能性に繋げています。買いは1.1830-40で押し目買い。損切りは1.1780で一旦撤退です。売りは様子見か1.1970-80の戻りを待って軽く売り向かい。損切りは1.2020で撤退です。1.1800割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1720以下で終えるか、1.1700割れを見ない限り、短期トレンドは大きく変化しません。逆に1.2000超えで終えた場合は1.20～1.22ゾーンでの新たな上昇トレンド形成の動きが強まり易くなります。
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