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「関心は米雇用統計へ」 外為トゥデイ 2020年9月4日号

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目次

▼3日(木)の為替相場
(1):中国財新サービス業PMI 予想を上回る
(2):ECBがユーロ高懸念との報道でユーロ下落
(3):ユーロ圏小売減少 サービス業PMIは上方修正
(4):米失業申請改善 ISM非製造業は予想下回る
(5):米株急落 円全面高

▼3日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
米8月雇用統計に注目

▼本日の注目イベント

3日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200904091957p:plain期間:3日(木)午前6時10分~4日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国財新サービス業PMI 予想を上回る

豪7月貿易収支は46.07億豪ドルの黒字となり、黒字額は予想(53.50億豪ドル)に届かなかった。一方、中国8月財新サービス業PMIは54.0と予想(53.9)を僅かに上回った。

(2):ECBがユーロ高懸念との報道でユーロ下落

英FT紙は、「欧州中銀(ECB)はユーロ高が景気回復を妨げるリスクを懸念している」と複数のECBメンバーの発言を引用して報じた。これを受けてユーロは下落した。

(3):ユーロ圏小売減少 サービス業PMIは上方修正

ユーロ圏7月小売売上高は前月比-1.3%と予想(+1.0%)に反して減少。なお、これより前に発表されたユーロ圏8月サービス業PMI・改定値は50.5と、速報値(50.1)から上方修正された。

(4):米失業申請改善 ISM非製造業は予想下回る

米新規失業保険申請件数は88.1万件と予想(95.0万件)を下回り前週(101.1万件)から改善。一方、米7月貿易収支は636億ドルの赤字となり、赤字額は2008年4月以来の大きさ(予想580億ドルの赤字)に膨らんだ。その後に発表された米8月ISM非製造業景況指数は56.9と予想(57.0)を僅かに下回った。

(5):米株急落 円全面高

米国株が急激に下げ幅を拡大する中、円が全面高となりドル/円やクロス円は下落した。米株の下落については、最近上昇が顕著だったハイテク株に利益確定売りが集中したとの見方が出ていた。なお、NYダウ平均は終値で807ドル安、一時1000ドル安を超える場面もあった。

3日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:米8月雇用統計に注目

昨日のドル/円は終値ベースでほぼ横這い。一時106.50円台へと上昇したが、ハイテク株を中心に値上がりが続いていた米国株が利益確定売りで大幅安となる中、ドル/円も反落した。ただ、安全通貨としてのドル買いも根強く106.00円前後では下げ渋った。

本日は、米8月雇用統計に市場の関心が集まっている。最も注目される非農業部門雇用者数の市場予想は135.0万人増であり、失業率は9.8%に低下する見込みとなっている。ドル/円相場は、ボリンジャーバンドのセンターラインでもある20日移動平均線(106.13円前後)付近で推移しており、短期筋のポジションに大きな偏りがない中立水準にあると考えられる。このため、米8月雇用統計が予想より強ければドル高、弱ければドル安と素直な反応を示しそうだ。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200904084353p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。