2Q・GDP大幅悪化予想も3Qの経済指標は改善中でランド上昇

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総括

2Q・GDP大幅悪化予想も3Qの経済指標は改善中でランド上昇

「通貨11位、株価10位」

「予想レンジ 南アランド円 6.2-6.7」

(ポイント)
*今週は2Q・GDPの発表
*中銀は景気刺激策をとり続けている
*3Qの経済指標(マークイット民間PMIやアブサ製造業PMI)は改善
*ANC内部の汚職問題が糾弾されている
*コロナ感染警戒レベルを引き下げ経済活動制限を緩和
*3か月ぶりにインフレが3%台を回復し追加利下げ観測が後退
*5Gは中国ファーウェイを採用
*ベーシックインカム政策が浮上
*IMFが緊急融資実行
*中銀の20年成長見通しはマイナス7.3%
*中銀の20年インフレ見通しは3.4%
*対中関係は良好
*1Q若年層の失業率は 59.0%
*17年ぶりに経常黒字
*不良債権拡大の恐れがある

(市況)
遅々たるも底固い動きを続けている。今週は2Q・GDPが発表される。予想は前期比年率で47.2%減、前年同期比で16.5%と大幅悪化するが世界中で同じ大幅悪化となっているので、これが決定的な売買要因とはならない。

(中銀総裁会見)
 中銀総裁は成長率について講演し今週の大幅悪化のGDP発表前に市場を落ち着かせようとした。クガニャゴ総裁は「コロナウイルスの感染拡大が、世界経済に前例のないショックをもたらし、既に悪化していた南ア経済をさらに悪化させているとし、2020年第2四半期は1930年代の世界大恐慌以来最も深刻な状況となるだろう」と述べた。すでに5つの刺激策を取っているとした。政策金利の切り下げ、流動性資産供給、金融規制適用除外、中小企業支援向け基金創設、国債買入等だ。経済成長率の見通しについて、2020年はマイナス7.1%、2021年は2%以上のプラス成長を予測した。インフレ率について、7月のCPI(消費者物価指数)上昇率は3.2%で、インフレ率のターゲットとしている3~6%の幅に収まっている。

(3Q経済指標は改善)
 2Q経済は悪化したが、3Q入りの8月のマークイット民間PMIやアブサ製造業PMIは改善している。

・IHSマークイットの8月民間PMIは45.3と前月の44.9から小幅上昇したものの、16カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回った。
新型コロナウイルスの感染抑制のための活動制限が引き続き需要とセンチメントを圧迫している。PMIが最後に50を上回ったのは2019年4月で、南ア経済は新型コロナ危機前から弱い状態だった。6月に新型コロナ対策が緩和されたが、7-8月に全国でより厳格な措置が導入されたと指摘し、景気回復は長い道のりになるようだ。

・アブサの8月の製造業PMIは57.3と、前月の51.2から上昇した。引き続き好不況の分かれ目となる50を上回った。
新型コロナウイルスの流行を受けた制限措置が緩和され、企業活動と売り上げが拡大した。
アブサは「ロックダウンの緩和だけでなく、輸出受注の増加も需要改善の一因となった」と表明した。現在、大半の主要産業は公衆衛生・安全基準を満たすことを条件にフル稼働操業を認められている。

(7月貿易黒字)
7月貿易黒字は374.2億ランドで月ベースでは過去2番目の大きさとなった。輸出が6.1%増、輸入が22.1%増となった。コロナ感染での制限が解除されたことによって通常の取引が再開し取引量が増加した。3か月連続で貿易黒字となっている。

(汚職問題)
 ラマポーザ大統領は、新型コロナウイルス対策に伴う与党・アフリカ民族会議(ANC)幹部や職員の汚職スキャンダルで、告発された幹部は休職し、有罪になれば辞任しなければならないと述べ、綱紀粛正を図った。ANCはここ数週間、新型コロナに絡む汚職報道に揺れ、ラマポーザ氏は窮地に追い込まれている。同氏はズマ前政権の多年の汚職体質との決別を約束してきた。
ラマポーザ氏は今月、党員宛ての書簡で、党が「第一の容疑者になっている」と批判。これにズマ氏と同氏の支持者が猛反発、党内の深い亀裂が改めて露呈する展開になっている。
ラマポーザ氏は会見で、国民から金や物資を盗んだ者たちに対し、党幹部らが一線を引いて越えないようにしているとも指摘した。

(南ア国営企業、政府支援を要請 郵政や放送協会など)
  南アの複数の国営企業が政府支援を要請していた。
南ア郵政公社が49億ランド、南ア放送協会が15億ランドの支援を要請したほか、南ア空港会社が35億ランドの資本注入を求めている。
このほか、国営電力会社エスコムの業績も当初見込みほど振るわず、軍需産業デネル・エアロスペース・システムズは経営破綻の瀬戸際にある。

テクニカル分析(ランド/円)

短期では上昇しボリバン上限へ

 日足。ボリバン上限へ。9月1日-3日の下降ラインを上抜く。9月3日-4日の上昇ラインがサポート。5日線上向き。7月22日-9月4日の下降ラインが上値抵抗。雲上へ。
 週足。4週連続陽線でボリバン中位越え。8月24日週-31日週の上昇ラインがサポート。7月20日週-8月31日週の下降が上値抵抗。
 月足。6月、7月の長い上ヒゲで8月は下落スタートも8月は長い下ヒゲで返す。6月-7月の下降ラインが上値抵抗。5月-8月の上昇ラインがサポート。ボリバン下位。
 年足、16年-19年の上昇ラインを下抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

 

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喜望峰

WHO、アフリカ向けコロナワクチン確保へ 人口の20%接種目指す

 世界保健機関(WHO)は、アフリカ諸国向けに当初2億3000万回分の新型コロナウイルスワクチンを確保する意向を示した。WHOは「この規模のワクチンの確保でアフリカの人口の約20%が接種を受けられる」と述べた。
「アフリカ大陸で治験を実施すれば、アフリカの人々に対する最も安全で効果的なワクチン開発に向けたデータが得られる」とし、アフリカ大陸での治験実施を呼び掛けた。

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