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「ノルウェークローネ/円が変動率1位」FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキング 2020年8月31日~9月4日

FX変動率・スワップポイント累計・取引高ランキングタイトル


外為どっとコムのFX取引口座『外貨ネクストネオ』の一週間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。

集計期間:
2020年8月31日から9月4日の営業日

▼変動率ランキング
強かったユーロに調整が入る


▼スワップポイント累計ランキング
ロシアルーブル/円(買)、人民元/円(買)のワンツーフィニッシュ


▼取引高ランキング
メキシコペソ/円は2位に定着

変動率ランキング:強かったユーロに調整が入る

期間中の為替相場は、先週に引き続き、変動率視点で見ると大きな動きは無かった。

そんな中、最も変動したのはノルウェークローネ/円だった。コロナ禍を受け、3月には一時9円台を割り込んだが、その後は堅調な上昇が続き、1月以来の高値、12.218円を記録していた。ユーロ/ドル上昇に呼応する形での上昇だったが、ユーロ/ドルが9月1日に1.20台をタッチした後は下落したことに影響されたか、ノルウェークローネ/円もの以降は下落し頭の重い状態で終始した。

3位の南アランドは、下値を切り上げながらの上昇となった。新型コロナウイルスの国内の感染拡大はひとまず収束に向かっているため、経済活動が徐々に戻る期待があったものと思われる。

4位のメキシコペソ/円は、上昇トレンドがつづき、5円に迫る値動きを見せた。

ドル/円は変動率1.20%の26位になった。注目の米雇用統計は、市場予想の9.8%から8.4%と改善が見られたことで、初動の反応は30銭ほどのドル高・円安だった。しかし、その後NYクローズに向けて値を戻し、発表的同水準になった。

集計期間中、2%を超える変動があったのは集計対象30通貨ペアのうち8通貨ペアと、前回の15通貨ペアから減少した。その内3%以上の変動幅を記録した通貨ペアは3つで、こちらも減少となった。

順位 通貨ペア 変動率 高値 安値
1 NOK/JPY 3.60% 12.218 11.794
2 RUB/JPY 3.45% 1.441 1.393
3 ZAR/JPY 3.15% 6.421 6.225
4 MXN/JPY 2.68% 4.948 4.819
5 AUD/USD 2.65% 0.74132 0.72217
6 GBP/USD 2.33% 1.34821 1.31749
7 AUD/JPY 2.20% 78.46 76.771
8 USD/TRY 2.16% 7.4569 7.2995
9 SEK/JPY 1.98% 12.311 12.072
10 EUR/USD 1.95% 1.20103 1.1781
11 GBP/JPY 1.86% 142.713 140.107
12 USD/CHF 1.83% 0.91627 0.89979
13 NZD/USD 1.82% 0.67882 0.66668
14 EUR/TRY 1.80% 8.8426 8.6862
15 AUD/CAD 1.74% 0.96507 0.94855
16 TRY/JPY 1.71% 14.441 14.198
17 EUR/NZD 1.62% 1.7752 1.74693
18 CNH/JPY 1.59% 15.571 15.328
19 NZD/JPY 1.51% 71.97 70.898
20 CHF/JPY 1.49% 117.792 116.059
21 EUR/JPY 1.42% 127.072 125.287
22 AUD/NZD 1.36% 1.09593 1.08126
23 CAD/JPY 1.32% 81.456 80.394
24 USD/CAD 1.29% 1.31609 1.29934
25 GBP/AUD 1.21% 1.82879 1.80692
26 USD/JPY 1.20% 106.549 105.29
27 HKD/JPY 1.19% 13.737 13.576
28 EUR/AUD 1.18% 1.63269 1.61372
29 EUR/GBP 1.14% 0.89662 0.88654
30 SGD/JPY 0.69% 78.048 77.515

 

スワップポイント累計ランキング:ロシアルーブル/円(買)、人民元/円(買)のワンツーフィニッシュ

期間中のスワップポイントを合算した本ランキングは、ロシアルーブル/円(買)が4週連続の首位、人民元/円(買)も安定の2位となっている。前回3位だったユーロ/トルコ(売)は25位になるなど、激しい下落となった。

※MXN/JPY、ZAR/JPY、HKD/JPY、CNH/JPY、NOK/JPY、SEK/JPYは10万通貨あたり。RUB/JPYは100万通貨あたり。左記以外は1万通貨あたりのスワップポイントにて算出。
※前週終値に取引数量を掛け合わせた取引残高に対してのスワップ合計

順位 通貨ペア 売買区分 スワップ合計 円 取引保証金
1 RUB/JPY 840 90,000
2 CNH/JPY 610 70,000
3 ZAR/JPY 510 30,000
4 MXN/JPY 490 20,000
5 NZD/USD 184 29,000
6 EUR/NZD 133 51,000
7 EUR/USD 128 51,000
8 EUR/AUD 105 51,000
9 EUR/GBP 98 51,000
10 NOK/JPY 70 50,000
11 USD/CHF 64 43,000
12 EUR/JPY 62 51,000
13 HKD/JPY 60 60,000
14 USD/JPY 44 43,000
15 AUD/JPY 25 32,000
16 TRY/JPY 22 6,000
17 CHF/JPY 21 47,000
18 GBP/JPY 9 57,000
19 GBP/USD 0 57,000
19 GBP/AUD 0 57,000
19 AUD/USD 0 32,000
19 CAD/JPY 0 33,000
19 SEK/JPY 0 50,000
19 NZD/JPY 0 29,000
25 EUR/TRY -43 51,000
26 USD/CAD -63 43,000
27 AUD/NZD -67 32,000
28 AUD/CAD -70 32,000
29 SGD/JPY -72 32,000
30 USD/TRY -85 43,000

 

取引高ランキング:メキシコペソ/円は2位に定着

期間中の取引高ランキングは、1位、2位に変化がなく、特にメキシコペソ/円の2位は定着しつつある。前回は豪ドル/円が3位に上昇したが、今回はユーロ/ドルにその座を奪われるなど、3位争いがし烈だ。

順位 通貨ペア 前回順位
1 USD/JPY 1
2 MXN/JPY 2
3 EUR/USD 4
4 AUD/JPY 3
5 GBP/JPY 5
6 EUR/JPY 6
7 ZAR/JPY 8
8 GBP/USD 7
9 AUD/USD 10
10 NZD/JPY 9
11 TRY/JPY 11
12 GBP/AUD 12
13 EUR/AUD 13
14 USD/CHF 14
15 EUR/GBP 17
16 CAD/JPY 16
17 CHF/JPY 18
18 NZD/USD 15
19 RUB/JPY 21
20 CNH/JPY 22
21 HKD/JPY 23
22 USD/CAD 19
23 EUR/NZD 20
24 EUR/TRY 25
25 AUD/NZD 24
26 USD/TRY 27
27 NOK/JPY 26
28 AUD/CAD 29
29 SEK/JPY 28
30 SGD/JPY 30

まとめ

集計週は、全体的におだやかな推移が続き、ユーロ/ドルの変調に影響をうける通貨が出てきた印象だった。

今週のイベントとしては、ECB理事会に注目だろう。ユーロ高けん制発言が出る中、ラガルド総裁が会見の中で何を語るのか、注視したい。また、米国では大統領選をめぐる報道をチェックしておきたい。日本の政局はアベノミクス路線の継続が織り込まれているが、米大統領にバイデン氏が就任した場合、これまでの日米関係からは変化すると見込まれており、選挙状況は相場変動要因になる。

7日からは英国とEUの通商交渉が行われる。予定では事務方協議は今回が最後となる予定だが、一向に双方の溝が埋まらないという報道されている。ジョンソン英首相は、通商合意がない離脱を辞さない強い構えを見せている。

 

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