2QはGDP、経常収支ともに悪化。政策金利は

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総括

2QはGDP、経常収支ともに悪化。政策金利は

「通貨11位、株価8位」

「予想レンジ 南アランド円 6.1-6.6」

(ポイント)
*2Q・GDPは予想より悪化の51%減
*2Q経常収支も悪化
*ただ3Qの経常収支は改善している
*今週は政策金利の発表がある
*中銀は景気刺激策をとり続けている
*ANC内部の汚職問題が糾弾されている
*コロナ感染警戒レベルを引き下げ経済活動制限を緩和
*3か月ぶりにインフレが3%台を回復し追加利下げ観測が後退
*5Gは中国ファーウェイを採用
*ベーシックインカム政策が浮上
*IMFが緊急融資実行
*中銀の20年成長見通しはマイナス7.3%
*中銀の20年インフレ見通しは3.4%
*対中関係は良好
*1Q若年層の失業率は 59.0%
*17年ぶりに経常黒字
*不良債権拡大の恐れがある

(市況)
2Q・GDPは前期比51.0%減と、予想の47.3%減を下回った。また、2Q経常収支は、GDP比2.4の赤字に転落した。予想より悪化のとなり、南アランドは一時下落したが、やや取り戻して先週を終えた。2Q経済は悪化したが、3Q入りの8月のマークイット民間PMIやアブサ製造業PMIは改善しているからだろう。

(ムーディーズの評価)
 ムーディーズは、南アについて、「記録的な経済縮小が税収に及ぼす影響を理由に、高水準の公的債務の削減はなかなか進まないだろう、通年成長率予想の大幅な下振れはすでに織り込んでいるが、景気悪化は政府の財政、とりわけ歳入確保能力を巡る問題を深刻化させるとみられる」と述べた。さらに景気悪化は、不良債権の増加、貸倒引当コストの上昇、資本バッファーの低下などの形で商業銀行にも打撃を与えると指摘した。

(今週は政策金利決定)
上記の悪条件の中で今週は政策金利の決定がある。インフレ率は7月で3.2%で、インフレ率のターゲットとしている3~6%の幅に収まっているが、もう一度利下げするかどうかが焦点だ。

(2Q・GDP詳細)
 2Q・GDPは、年率換算で前期比51.0%減と、予想の47.3%減を下回った。マイナス成長となるのは4四半期連続。新型コロナウイルス感染抑制で厳しいロックダウンを実施したことが影響した。前年比では17.1%減だった。
農業が前期比15.1%増となる一方、鉱業は73.1%減、金融は28.9%減、製造業は74.9%減、卸売・小売売り上げは67.6%減、建設は76.6%減などとなった。
 1QのGDPは前期比1.8%減、前年比0.1%増に上方修正された。速報値はそれぞれ2.0%減、0.1%減だった。

(2Q経常収支詳細)
 2Q経常収支は、国内総生産(GDP)比2.4%の赤字に転落した。新型コロナウイルス感染症の世界的流行で、貿易黒字が落ち込んだことが響いた。
1QはGDP比1.2%の黒字。2Qの貿易黒字は915億ランドで、1Qの2017億ランドの半分以下だった。中銀は「世界的に貿易量の減少が続き、新型コロナウイルス感染症の影響は避けられなかった。輸入より輸出の落ち込みが大きく、貿易収支が悪化した」と分析した。

(中銀の国債買い入れ、ジャンク債になって以降)
中銀が8月に購入した国債は3億5300万ランドにとどまった。中銀の国債保有額は計387億3700万ランドとなった。7月の買い入れ額は25億ランドだった。
同中銀は、3-4月に南ア国債が大幅に売り込まれたことを受け、セカンダリー市場での国債買い入れを含む緊急流動性供給策を発表。当初の数カ月間の月次の買い入れ額は平均約100億ランドに達していた。
その後、市場が落ち着きを取り戻し、国債利回りが10%割れの水準に戻って以降は、買い入れペースを鈍化させている。

(3Q消費者信頼感は改善)
 3Qの消費者信頼感指数はマイナス23ポイントと、過去35年間で最低だった前期のマイナス33ポイントから改善した。新型コロナウイルス感染拡大を受けて3-6月に実施された厳しいロックダウンが解除され、消費者が仕事を再開して所得が拡大。一部の耐久財に対する消費が増え、信頼感が幾分回復した。ただ、自動車や家具など高額商品の購入はまだ控えられている。

テクニカル分析(ランド/円)

GDPショックも持ち直す

 日足。ボリバン上限から中位まで反落。雲の上は維持。9月10日-11日、9月9日-10日の下降ラインが上値抵抗。9月9日-11日の上昇ラインがサポート。5日線下向き。
 週足。4週連続陽線でボリバン中位越えも先週は陰線。8月24日週-9月7日週の上昇ラインがサポート。7月20日週-8月31日週の下降が上値抵抗。
 月足。6月、7月の長い上ヒゲで8月は下落スタートも8月は長い下ヒゲで返す。6月-7月の下降ラインが上値抵抗。5月-8月の上昇ラインがサポート。ボリバン下位。
 年足、16年-19年の上昇ラインを下抜く。15年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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喜望峰

南アも新型コロナウイルス接触確認アプリ

 南ア保健省は9月2日、南ア版新型コロナウイルス接触確認アプリ「Covid Alert SA」の運用を開始したと発表した。
 スマートフォンのBluetooth機能を用いて接触を検知するシステムで、利用者同士が2メートル以内で15分以上接近状態にあると、自動で匿名の情報が交換・記録される。感染が確認された利用者がアプリに感染情報を登録すると、過去14日間に接触履歴がある可能性がある登録者全員に通知が届く仕組みで、情報は匿名化されるため、プライバシーの保護も担保されている。

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