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「ドル/円、日米金融政策イベント待ちに」 外為トゥデイ 2020年9月14日号

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目次

▼11日(金)の為替相場
(1):英鉱工業 予想を上回る
(2):英 FTAなしEU離脱懸念 ポンドの上値重い
(3):米CPI 予想を上回る
(4):米株一時下落もプラス圏へ 豪ドル下げ渋り

▼11日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
小幅な値動き継続

▼本日の注目イベント

11日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200914093757p:plain期間:11日(金)午前6時10分~12日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英鉱工業 予想を上回る

英7月鉱工業生産は前月比+5.2%と、6月(+9.3%)から減速したものの、予想(+4.1%)を上回る伸びとなった。英7月貿易収支は86.35億ポンドの赤字で、赤字額は予想(69.00億ポンド)を上回った。

(2):英 FTAなしEU離脱懸念 ポンドの上値重い

週末を控え、ショートカバーの動きも見られたが、英国が自由貿易協定(FTA)なしに欧州連合(EU)から離脱するリスクが意識されてポンドの上値は重かった。なお、英首相報道官はこの日、「EUとは引き続き誠実に交渉を続ける。合意に達することを信じている」「産業界は合意してもしなくても、EUの単一市場と関税同盟から離脱することに準備するべきだ」などとする英政府の見解を発表した。

(3):米CPI 予想を上回る

米7月消費者物価指数は前月比+0.4%、前年比+1.3%と予想(+0.3%、+1.2%)を上回る伸びとなった。また、食品とエネルギーを除いたコア指数も前年比+1.7%と予想(+1.6%)を上回った

(4):米株一時下落もプラス圏へ 豪ドル下げ渋り

米議会による追加経済対策の合意が見通せない中、米国株が下げに転じると、リスク回避の豪ドル売り・円買いが強まった。ただ、その後は週末を前に米国株に買い戻しが入り、NYダウ平均はプラス圏を回復。豪ドル/円も下げ渋った。

11日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:小幅な値動き継続

11日のドル/円は終値ベースでほぼ横這い。106.06-106.26円前後のレンジで推移し、小動きだった前日より値幅はさらに小さかった。今週は、16日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、17日に日銀金融政策決定会合の政策発表が行われる。日米の中銀イベントを控え、ドル/円は本日も小幅な値動きが続きそうだ。

なお、本日は自民党総裁選挙が行われるが、菅官房長官の勝利が確実視されており、市場への影響は限られそうだ。ドル/円は、突発的な報道などがなければ、105.60円台のサポート(日足一目均衡表の雲下限)もしくは106.50円台のレジスタンス(9月高値)をブレイクするのは難しいだろう。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200914091859p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。