「ドル/円4日続落、週末前の買い戻しも」 外為トゥデイ 2020年9月18日号

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目次

▼17日(木)の為替相場
(1):豪雇用好結果 豪ドル上昇も早々に反落
(2):黒田日銀総裁「菅政権と連携」
(3):BOE マイナス金利導入検討へ
(4):米失業申請 改善ペースは緩慢
(5):欧州委員長通商合意に確信 ポンド急反発

▼17日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
104.19円前後視野に続落警戒

▼本日の注目イベント

17日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20200918092247p:plain期間:17日(木)午前6時10分~18日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪雇用好結果 豪ドル上昇も早々に反落

豪8月雇用統計は、新規雇用者数が11.10万人増と予想(3.50万人減)に反して増加。失業率も6.8%と、悪化予想(7.7%)に反して前回の7.5%から改善した。これを受けて豪ドルは一時上昇したが、米国株先物が1%を超える下げとなりアジア株が全般的に弱含む中、早々に反落した。

(2):黒田日銀総裁「菅政権と連携」

黒田日銀総裁は、金融政策の現状維持を決めた政策決定会合後の会見で「景気は引き続き厳しい状態にあるが、持ち直しつつある」として「2%の『物価安定の目標』の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、『長短金利操作付き量的・質的金融緩和』を継続する」と説明。また、菅新政権との関係性については「引き続き政府としっかりと連携しながら、政策運営していく」と表明した。

(3):BOE マイナス金利導入検討へ

英中銀(BOE)は、政策金利(0.10%)と資産買い入れプログラム(7450億ポンド)をいずれも全会一致で据え置いた。据え置きは予想通りだった。ただ、マイナス金利の有効性について議論した事を明らかにし、年内に英健全性規制機構(PRA)と体系的な調整を開始する方針を打ち出した。これを受けてポンド売りが活発化すると、ポンド/円は134.50円台まで急落した。

(4):米失業申請 改善ペースは緩慢

米新規失業保険申請件数は86.0万件と予想(85.0万件)を上回った。前週の89.3万件からは改善したものの、回復ペースは緩慢だった。また、米8月住宅着工件数は年率換算141.6万戸と予想(148.8万戸)を下回った。

(5):欧州委員長通商合意に確信 ポンド急反発

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、欧州連合(EU)と英国の通商合意が成立可能だと「今も確信している」と述べた事が伝わった。英国の「国内市場法案」を巡り、英国とEUが対立を深め、「通商合意なきEU離脱」の可能性が高まっていただけに、欧州委員長の前向きな発言を好感してポンドは急反発した。

17日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
104.19円前後視野に続落警戒

昨日のドル/円は、一時104.52円前後まで下落して4日続落。NY市場では買い戻しが入ったが戻りは104.80円台までに留まった。こうした上値の重さを踏まえると、7月31日安値104.19円前後を視野に入れた続落に警戒が必要となりそうだ。ただ、104円台前半は本邦当局からの円高けん制への思惑がくすぶる水準だ。

4連休を前にポジション調整の動きがあるとすれば、ドル買い・円売りの方向だろう。海外市場でも週末を控えてドルを買い戻す動きが出やすいのではないだろうか。もっとも、そうした動きによる反発があったとしても、105円台半ばは超えられない公算が大きい。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20200918092359p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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