2020年9月29日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針変わらず。
ドル/円は値幅の小さい陰線で上昇一服となりました。下げエネルギーの強いものではなく反発に転ずる可能性がありますが、トレンドの変化が認められないのでドルの戻り売り方針継続とします。短期トレンドは106円台を回復して終えるか106.20-30の抵抗をクリアすれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、この場合でも107.00-10に週足の抵抗が控えており、ドル急伸にも繋がり難いと見ています。逆に、104円割れを見た場合は新たな下落トレンド入りの可能性が高くなります。 ドル買いは様子見か104.10-20の押し目があれば買い狙い。損切りは103.90で浅めに撤退です。ドル売りは105.50-60で売り向かい。損切りは106.30で撤退です。 日足の上値抵抗は105.60-70、105.90-00、106.20-30に、下値抵抗は105.00±10銭、104.50-60、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小反発。下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形で終えています。122.50-60の抵抗を実体ベースで守っており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。トレンドが強いわけではないので買いは様子見か、122.30に浅い損切りを置くなら122.60-70の押し目を待って軽く買い狙い。売りは123.70-80で戻り売り。損切りは124.60で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラルな状態に戻しますが、125.50超えで終えない限り、下値リスクを残します。強い上値抵抗は123.70-80、124.20-30に、下値抵抗は122.50-60、122.00±10銭、121.00-10にあります。
【ユーロ/ドル】：ユーロの戻り売り方針継続。突っ込み売りにも注意。
ユーロ/ドルは小陽線で切り返しましたが、上昇余力の強いものではないので大幅続伸にも繋がり難いと見ます。一方で1.1610-20にやや強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。中期トレンドが強い状態を維持しているので、突っ込み売りに注意が必要です。買いは様子見か1.1620-30で軽く試し買い程度に。損切りは1.1580で撤退です。売りは小幅続伸の可能性があるので、1日様子見か1.1720-30の戻りがあれば売り向かい。損切りは1.1760で浅めに一旦撤退です。短期トレンドは1.1850-60の抵抗を実体ベースで上抜ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1960-70の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難く、1.18～1.20ゾーンでの揉み合いとなる可能性も高いと見ています。強い上値抵抗は1.1790-00、1.1850-60に、強い下値抵抗は1.1610-20、1.1400±10ポイントにあります。
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