2020年9月30日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針変わらず。
ドル/円は小陽線で切り返しましたが相変わらず値幅も小さく、強い上昇エネルギーも感じられません。一方で下値も105.00±10銭にやや強い抵抗が出来ており、これを下抜けて来ないと下値余地も拡がり難い状態です。 トレンドの変化が認められないので105.70-80で売り向かい。損切りは106.30で一旦撤退です。買いは105.30-40の押し目を軽く拾って104.90で浅めに撤退するか、104.10-20の押し目待ちとします。この場合の損切りは一段の下落リスクが点灯する103.80で撤退です。 日足の上値抵抗は105.70-80、106.20-30に、下値抵抗は105.00±10銭、104.50-60、104.00-10にあります。
【ユーロ/円】：小幅続伸の可能性。ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、前の5手の揉み合いから上抜けた位置で終えています。9/1に付けた127.08を直近高値とするレジスタンスラインの上値抵抗が125.30-40にあり、これを上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要ですが、9/10に付けた126.46を基点とする短期的なレジスタンスラインからは若干上抜けており、下値余地も限られる展開が予想されます。短期トレンドの変化を確認するまで買いは様子見か123.00-10の押し目を待って軽く試し買い程度に。損切りは122.40で撤退です。売りは124.20-30で売り向かい。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す124.60で撤退です。125.50超えで終えれば短期トレンドが変化して上値トライの動きが強まり易くなりますが、127.50～128.00ゾーンに中期的な上値抵抗があり、一気に上抜けるにも無理がありそうです。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ユーロ/ドルは高値圏で引ける陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが、短期トレンドの変化は確認できません。中期トレンドが強い状態にあるので、調整下げが浅いものに留まる可能性がありますが、1.1850-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは短期トレンドの変化を確認できず、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か1.1640-50の押し目を待って軽く買い狙い。損切りは1.1590で撤退です。売りは様子見か1.1870に損切りを置くなら1.1790-00の戻りを待って売り狙い。強い上値抵抗は1.1790-00、1.1850-60に、強い下値抵抗は1.1610-20にあります。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
