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通貨4位、株価2位、人民元は底堅い、黙して待つ米大統領選挙(グーグルへ倍返しか)

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総括

通貨4位、株価2位、人民元は底堅い、黙して待つ米大統領選挙
(グーグルへ倍返しか)

予想レンジ 人民元/円 15.0-16.0  

(ポイント) 
*9月製造業PMIも改善 経済指標は強い
*10月1-8日は国慶節休暇
*混沌とした米大統領選挙は中国に有利
*中国はグーグルを調査
*5中総会)を10月26日から
*開放政策の強化は継続
*米中の対立というか中傷合戦は続く
*バイデン氏は経済関係のリセットを目指す
*トランプ米大統領は、「ティックトック」の事業再編交渉に関し、オラクルとの提携案を承認する考えを示した。
*中国国債は90%の確率でWGBIに採用される見込み
*米中GDPの逆転も近いか
*テスラの中国販売は好調
*香港国家安全法は53か国が支持、27か国が懸念
*2022年は米中国交回復50年
*2021年は共産党建党100年
*世界各国は中国貿易において濃密すぎる関係
*20年は3%成長の公算
*今年は「第13次5カ年計画」の最終年
*米国は中国の為替操作国の認定解除
*中国GDPが100兆元へ近づく

(市況)
 人民元はバスケット制を採用しているので世界の通貨全体の中では安定している。公表されていないがバスケットの構成比は米ドルが高いのでドルの通貨インデックスに従って動いているのだろう。
米中の非難合戦は続くが、中国が行動するのは米大統領選挙後だろう。今は待つしかない。バイデン氏が当選しても中国へ厳しい態度をとるが交渉を打ち切ることはないので中国としても都合が良い。トランプ大統領再選では引き続き、交渉で行き詰まり、喧嘩状態となり世界の政治経済が混乱する。ただ昨日の大統領選の討論会を見て中国はその混沌さを見て呆れかえっているだろう。
 中国の景気は相変わらず底堅い。前期比、前月比ではなく、前年比で経済指標が改善している強さがある。コロナ感染を経済的には克服している。米国もこんな中国と対立するより仲良くする方が米国のためにも良いと思うが人は意地を通したいもので、それが歴史だ。最悪には戦争にも繋がった。

(9月製造業PMIはまずまずの結果)
*政府版製造業PMI 前月51 予想51.2 結果51.5
*財新製造業PMI 前月53.1 予想53.1 結果53.0

*政府版非製造業PMI 前月55.2 予想 54.9結果55.9

(5中総会)
 中国共産党、重要会議である第19期中央委員会第5回総会(5中総会)を10月26日から29日まで北京で開催することを決めた。5中総会の主要議題には、2035年までの長期目標の策定が挙げられており、22年に2期目の任期満了を迎える習近平国家主席が長期政権に向けて体制固めを本格化させる見通しだ。

(開放政策の強化を引き続き推進=王毅外相)
 王毅外相は、中国はより高水準の開放を全面的に推進し続け、開かれた世界経済の構築に向けたコミットメントを強化すると述べた。
中国は外国人投資家向けのアクセスを拡大していると指摘。外国からの投資を制限・禁止する分野を示した「ネガティブリスト」の縮小などの措置を講じているとした。
また、多国間外交を支持するという中国の公約とは対照的に、「一部の国」が国連総会を「利己的な政治ショーの劇場」に変え、「紛争と対立を引き起こし、全世界を分裂させるための舞台」にしていると指摘。具体的な国名は示さなかったものの、米国を暗に非難したとみられる。
新型コロナウイルス感染症ワクチンを巡っては、中国は世界の利益のためにワクチン開発における多国間の協力に参加すると言明。「中国は全ての発展途上国でのワクチン入手と手頃な価格での提供に貢献していく」とした。

(米、中国SMIC向け輸出規制)
米政府が、中国の半導体受託生産、中芯国際集成電路製造(SMIC)向けの一部輸出に規制を課した。同社に輸出された機器が軍事利用される「容認できないリスク」があるためという。

(中国、グーグルに調査も 反トラスト法の疑いで)
中国政府は、米アルファベット傘下のグーグルが基本ソフト「アンドロイド」の支配的な立場を利用して競争を阻害したとする申し立てについて、独占禁止法の調査を開始する準備をしている。
昨年、華為技術(ファーウェイ)が申し立て、中国の独占禁止当局である国家市場監督管理総局が国務院の独占禁止委員会に訴えた。
正式な調査に着手するかどうかの判断は早ければ10月にも下される見通しで、結果次第で米中関係に影響を及ぼす可能性があると関係筋は話した。

テクニカル分析(人民元/円)

5連続陽線でボリバン上限へ、底堅い

日足。5連続陽線でボリバン上限に近づく。9月28日-30日の上昇ラインがサポート。ボリバン上限は15.59。5日線上向き。9月15日-30日の下降ラインが上値抵抗
週足。9月14日週-21日週の下降ラインを上抜いて上昇。雲中、再びボリバン上限へ向かう。7月27日週-9月21日週の上昇ラインがサポート。9月21日週の長い下ヒゲがサポート。
 月足、6月-7月の下降ラインを上抜く。7月-8月の上昇ラインがサポート。ボリバン中位。18年6月-19年4月の下降ラインが上値抵抗。
 年足、11年-19年の上昇ラインを下抜くも上抜き返す。18年-19年の下降ラインが上値抵抗。

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チーファンラマ

米国と台湾が共同インフラ計画

米国と台湾の当局者は、両国がインド洋・太平洋地域と中南米のインフラ計画で協力すると述べた。中国の広域経済圏構想「一帯一路」に暗に対抗した形だ。
一帯一路は中国を欧州とアジア、その他の地域をつなぐために、道路や鉄道、施設を建設する計画。米国は、中国が「債務のわな」に各国をはめる策略だという疑念を抱いているが、中国はこれを否定している。
 米国は経済的に中国から自立しようとしており、中国が台湾への軍事的挑発を強化する中、台湾も中国への経済的依存を和らげようとしている。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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