2020年10月8日
【ドル/円】：短期トレンドに変化。上値余地を探る動き。
ドル/円は陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。強い上昇エネルギーも感じられませんが、105.50-60、105.00-10に日足の抵抗があり、全て下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。ドル買いは105.50-60で押し目買い。損切りは104.90で撤退です。ドル売りは1日様子見か106.50～106.80ゾーンの戻りがあれば売り狙い。損切りは107.20で撤退です。 短期トレンドは106円台乗せを見て“ニュートラル”な状態に戻しており、下げ渋りの展開が予想されますが、中期トレンドが弱いことや、106.60-80に日足の抵抗が、107.00-10に週足の抵抗があり、簡単には上抜けないでしょう。逆に105円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、可能性がまだ低いと見ますが104.00割れを見た場合は新たなドル下げトレンド入りの可能性が高くなります。 日足の上値抵抗は106.20-30、106.50-60、106.80-90に、下値抵抗は105.50-60、105.00-10、104.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。125円台で終えれば一段の上昇へ。
ユーロ/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。下値抵抗を守っており、下値を切り上げる流れに入っていますが、現状は9/1に付けた127.08を基点として上値を切り下げる流れから上抜けきれていないので、下値リスクを残した状態です。買いは124.20-30まで引きつけて。損切りは123.50で一旦撤退です。売りは1日様子見か124.80-90で軽く売って125.20で浅めに撤退です。125円台で終えた場合は短期トレンドを強気の流れに戻して上値トライの動きが強まり易くなりますが、126.30-40超えから厚くなる上値抵抗にも注意が必要です。また、123円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、122.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：下値リスクを残した状態。1.1850超えでトレンドに変化。
ユーロ/ドルは小陽線で続落を食い止めています。1.1720-30の下値抵抗には跳ね返されましたが、上値を切り下げる流れからは上抜けきれていません。下値リスクがより高い状態にあるので、今日の買いは1日様子見です。売りも1日様子見か1.1840-50の吹き値があれば売り狙い。損切りは1.1870で撤退です。これが付いた場合は短期トレンドが“ニュートラルから若干強気”に変化します。損切りが付かない場合でも1.18台で終えた場合は日足の形状が改善するので買いは撤退して様子見に転じます。
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