2020年10月13日
【ドル/円】：下値余地が限られる可能性。
ドル/円は小幅続落となりました。9/21に付けた104.00を直近安値とする短期的なサポートラインを直近の陰線が若干下抜けて終えていますが、強い下げエネルギーも感じられないので104.90-00の下値抵抗を下抜けるにも無理があると見られます。一方で、105.70-80、106.00-10、106.20-30にやや強い上値抵抗が出来ており、ドルの急反発にも繋がり難い状態です。 短期トレンドは“ニュートラル”な状態ですが、107円台で終えない限り上値余地も拡がり難いでしょう。逆に104.80割れで終えた場合は、下値リスクがやや高くなり、104円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。可能性がまだ低いと見ますが104円割れを見た場合は新たなドル下げトレンド入りの可能性が高くなります。 今日のドル買いは105.30以下で押し目買い。損切りは104.80で浅めに一旦撤退です。売りは様子見か106.20-30の戻りがあれば売り向かい。損切りは106.80で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は105.70-80、106.20-30、106.60-70に、下値抵抗は104.90-00、104.50-60、104.10-20にあります。
【ユーロ/円】：下値余地が限られる可能性。ユーロの押し目買い方針で。
ユーロ/円は小反落。下げ余力の強いものではなく、下値を切り下げる流れを維持しています。124.80-90にやや強い上値抵抗が出来ていますが、これをクリアして125円台で終えれば一段の上昇へ。逆に124円割れで終えた場合は下値余地が若干拡がり易くなり、123円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。短期トレンドは123円割れで変化します。買いは124.10-20で押し目買い。損切りは123.50で一旦撤退です。売りは様子見とします。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗を抜けきれない状態。
ユーロ/ドルは寄せ線で終え、寄り付き水準に値を戻しています。下値を切り上げる流れを維持しており、また、9/1に付けた1.2011を基点として上値を切り下げて来た流れからも若干上抜けており、短期トレンドに変化の兆しが認められますが、強い上値抵抗ポイントを上抜けきれておらず、“ダマシ”となる可能性にも注意が必要です。今日の買いは1.1760-70の押し目待ちとします。損切りは1.1720で浅めに一旦撤退です。売りは様子見か1.1870に損切りを置くなら1.1830-40で軽く売り向かい。1.1850-60の抵抗をクリアした場合は上値余地がもう一段拡がり易くなります。逆に1.1700割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。
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