「ドル買いと円買いが交錯」 外為トゥデイ 2020年10月14日号

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目次

▼13日(火)の為替相場
(1):中国貿易収支 輸出入ともに増加
(2):英失業率悪化 平均賃金は低下せず
(3):独ZEW景況感 前月から大幅低下
(4):米CPI予想に一致 IMF経済見通し上方修正
(5):英・EU交渉懸念でポンド下落
(6):米株下落 コロナ対策に暗雲

▼13日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
105.20~80円台でもみ合い

▼本日及び明朝の注目イベント

13日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201014092648p:plain期間:13日(火)午前6時10分~14日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国貿易収支 輸出入ともに増加

中国9月貿易収支は370.0億ドルの黒字となり、黒字額は予想(600.0億ドル)を下回った。しかし、輸出入ともに大幅に増加しており、特に輸入は前年比+13.2%の大幅増(輸出は前年比+9.9%)を記録した。

(2):英失業率悪化 平均賃金は低下せず

英9月失業率は7.6%、同失業保険申請件数は2.81万件。また、英6-8月失業率(ILO方式)は4.5%と予想(4.3%)を上回った一方、英6-8月週平均賃金は前年比±0.0%と予想(-0.6%)ほどには落ち込まなかった。

(3):独ZEW景況感 前月から大幅低下

独10月ZEW景況感調査は期待指数が56.1と、市場予想(72.0)を下回り前月(77.4)から大幅に低下した。

(4):米CPI予想に一致 IMF経済見通し上方修正

米9月消費者物価指数は前月比+0.2%、前年比+1.4%と予想通りの伸びとなった。食品とエネルギーを除いたコア指数も前年比+1.7%と予想通りだった。なお、国際通貨基金(IMF)は世界経済見通しを公表し、2020年の世界成長率見通しを-4.4%と6月時点の-5.2%から上方修正した。一方、2021年の見通しは+5.2%とし、従来の+5.4%から引き下げた。

(5):英・EU交渉懸念でポンド下落

ジョンソン英首相の報道官は、英国は合意なく欧州連合(EU)の単一市場を離れる事を「いとわず、その用意ができている」と言明。そのような結果に対する「恐れはない」と続けた。これを受けて英国とEUの通商交渉に対する不透明感が強まりポンドが下落した。なお、これ以前にはバルニエEU首席交渉官が「(英国との交渉に)最終的な詰めの作業に入れるほど十分な進展はなかった」と述べた事も伝わった。

(6):米株下落 コロナ対策に暗雲

米国株が下げ幅を拡大。米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが安全性への懸念から新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を中断した事や、米政権と下院民主党の追加経済対策協議が再び行き詰まった事を嫌気した。これを受けて豪ドル/円が75.40円台に下落するなど円が強含んだ。

13日(火)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
105.20~80円台でもみ合い

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%の小幅高。欧米株が反落する中、リスク回避のドル買いで105.63円前後まで上昇したが、クロス円での円高が重しとなり伸び悩んだ。昨日は、ジョンソン・エンド・ジョンソンに続き、米製薬大手イーライリリーも安全性を巡る懸念から新型コロナ抗体治療薬の臨床試験を中断したと発表。米国の追加経済対策協議の行き詰まりと相まって市場心理が悪化した。

本日は、日本株を含むアジア株の下落が警戒されるが、株安によるリスク回避局面ではドル買いと円買いが交錯するためドル/円相場の決め手にはなりにくい。105.20円台のサポートと105.80円台のレジスタンスの間でもみ合う展開が続きそうだ。

本日及び明朝の注目イベント

f:id:gaitamesk:20201014083307p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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