BOOKREVIEW『超ど素人が極めるFX』(羊飼い) カリスマFXトレーダー&ブロガーが実践ノウハウを公開!(翔泳社 2016年5月初版)

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※本記事は投資判断の参考となる情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。投資方針や時期選択など、すべての決定はご自身で判断されますようお願いいたします。

 

書店のビジネス・投資コーナーに行くと、数え切れないほどの投資本が並べられています。
中には「そんなうまい話、ホントにあるの?」「なんだか怪しげな内容かも」と思ってしまうようなタイトルのものも少なくありません。
しかし、なんの知識もなく投資を始めても、うまくいくはずはなく、やはり書籍は投資の「入り口」として、重要な役割を果たしており、自分のレベルにあった良書を見つけることが大切です。
今回ご紹介する『超ど素人が極めるFX』は、FX投資を始めたばかりの入門者に向けた「超実践的」な指南書ではないでしょうか。

著者はカリスマFXトレーダー

「地道に知識と経験を積み重ねながら、根拠のある取引をしていれば、FXは決してギャンブルではなく、大きな果実をもたらす投資活動」「FXで成功するには全勝する必要はない」「資金は生活に必要なお金ではなく余裕資金で取引する」など、FX投資を実践する上で大切な留意点をていねいに教えてくれます。
著者である羊飼い氏は「カリスマFXトレーダー&ブロガー」としてFX業界では広く知られている方でで、病院に入院し、保険金を手にしたのがきっかけでFXを始めたそうです。
2003年に開設したブログでは読者の要望に応える形式で、FXに関する知識を発信し続けています。
Twitterのフォロワー数(2020年8月末)で15.7万人いるそうです。
FXトレーダーとしては、最高レベルの人気を博していると言えるでしょう。

羊飼いFX★🐰時々FX (@hitsuzikai) | Twitter

図表やイラストで分かりやすく解説

本書は全5章で構成されています。
各章はそれぞれで完結しているので、興味のある章から読んだり、トレードで迷ったときは、知りたいところを探して調べたり、参考書的な使い方もできます。
また、各章で「必ず押さえるべきポイント」を選び、その一つひとつを、見開きのカラー2ページでコンパクトにまとめています。
右ページには具体的な見出しと簡潔な解説記事を掲載。
左ページでは、各ポイントの詳細が一目で分かるような図表類やイラストを3分の2のスペースを使ってビジュアル的に表現、その下に、まとめとしてワンポイントアドバイスなどが配置されるように編集されています。

各章を少しだけ紹介すると、第1章「ざっくりわかる為替相場」では、各通貨ペアの特徴やリスクを取り過ぎないようにする方法など、始める前に知っておくべき基礎的な内容を説明しています。
続く第2章の「実際に取引をしてみよう」では、口座の開設方法からいろいろな注文方法、利益確定のポイント、損切りの目安、さまざまなトレードスタイルなどについて解説しています。
第3章は「初心者が知っておくべき経済指標」ということで、ファンダメンタルズ分析の中でも重要視すべき指標を紹介するとともに、指標でどのように相場が動くかなどを解説しています。
そして、第4章は「これだけ知ればチャート図は読める」という見出しで、ローソク足、移動平均線、トレンドライン、基本的なチャートパターンなど、テクニカル分析について説明しています。
最後の第5章は、おそらく読者が最も知りたい内容が書かれていると思うのですが「初心者でも勝てる手法を大公開!」ということで、羊飼い氏の相場の見方や取引手法が紹介されています。
これからFXを始めようという人や、FXを初めて間もない人にとって、確認したいことや、知りたいことが、わかりやすく紹介されている一冊です。
常に手元に置いておきたい指南書になると考えると、Kindle版でスマホに格納しておくと便利かも知れません。

なお、タイトルにあるような「超ど素人」だと自分で思われる方は、いきなり高レバレッジの高額取引にチャレンジするのではなく、本書で羊飼い氏がアドバイスしていたように、保証金額やポジション量を調整して、レバレッジを2〜3倍程度に抑えるなど、しっかりとしたリスク管理のもとで、FXに取り組みましょう。
実績を残している先輩トレーダーの羊飼いさんの話は、なるほどと思える内容です。
そのひと言一言を「座右の銘」に、あなた自身のトレードスタイルを見つけてみましょう。
media.gaitame.com


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