「ドル/円、反落リスク残る」 外為トゥデイ 2020年10月16日号

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目次

▼15日(木)の為替相場
(1):RBA総裁 追加緩和発言で豪ドル売り
(2):米失業申請 前週から悪化
(3):欧州コロナ拡大で株・クロス円下落
(4):EU首脳会議 継続協議呼びかけ

▼15日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
下値リスクくすぶる

▼本日の注目イベント

15日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201016095340p:plain期間:15日(木)午前6時10分~16日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBA総裁 追加緩和発言で豪ドル売り

豪中銀(RBA)のロウ総裁は講演で「豪州の10年債利回りは世界のほとんどの国よりも高い」とした上で、「より長期の国債を買い入れる事にどのようなメリットがあるか検討している」などと発言。さらには、政策金利を現行の0.25%から0.10%に引き下げる事は可能だとの見解を示した。これを受けて、11月利下げを織り込む形で豪長期金利の低下と豪ドル安が進んだ。なお、その後に発表された豪9月雇用統計は新規雇用者数2.95万人減、失業率6.9%と、いずれも予想(4.00万人減、7.0%)ほど弱くなかった。

(2):米失業申請 前週から悪化

米新規失業保険申請件数は89.8万件と予想(82.5万件)を上回り、前週(84.5万件)から悪化。その他、米10月NY連銀製造業景気指数は10.5と予想(14.0)を下回った一方、米10月フィラデルフィア連銀景況指数は32.3と予想(14.8)を上回った。

(3):欧州コロナ拡大で株・クロス円下落

新型コロナウイルスの感染拡大を嫌気して欧州株が大幅に下落する中、リスク回避の動きでクロス円が下落。豪ドル/円は9月28日以来の安値となる74.25円前後まで下落した。一方、ドル/円は豪ドル/米ドルなどのストレートドルでリスク回避のドル買いが強まった影響から105.20円付近で下げ渋った。

(4):EU首脳会議 継続協議呼びかけ

欧州連合(EU)首脳会議は、英国との通商交渉について、今後数週間の継続協議を呼びかけ、英国に対し「合意を可能にする必要な行動を求める」とする共同声明を発表。これに対し英国側の交渉責任者であるフロスト氏は、EUの姿勢に「驚き、失望した」と表明。ジョンソン英首相は首脳会議が終了する16日に合意妥結への決意がEU側にあるのかを見極めた上で、交渉の継続もしくは打ち切りを決断するとした。

15日(木)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:下値リスクくすぶる

昨日のドル/円は、105.40円台まで小幅に反発。早朝に105.06円前後まで下落するなど売りが先行したが、その後は買い優勢に転じた。新型コロナウイルスの感染拡大を嫌気して欧州株は大幅安となったが、リスク回避のドル買いに支えられて下げ渋った。NY市場では株価の下げ渋りと米長期金利の持ち直しを受けて105.49円前後へと上昇した。

昨日の反発で105円割れの可能性は幾分低下したと見るが、20日移動平均線(105.46円前後)付近で戻りを止められており、本日も下値リスクはくすぶり続けそうだ。少なくとも日足一目均衡表の転換線(105.57円前後)を超えない限り、反発局面入りの判断は下しづらい。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20201016083151p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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