トルコ政策金利発表に注目 注目の高金利通貨 トルコリラ/円 10月21日号

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トルコリラ/円(4時間足)

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直近1週間のポイント

・対円、対ドルで過去最安値更新
・トルコがロシア製ミサイルを試射
・利上げ期待でリラ下げ渋り

足元のトルコリラ/円は最安値更新も下げ渋る

トルコリラ相場は下落が続き、16日には対円で13.214円前後まで軟化。
対ドル相場とともに過去最安値を更新しました。
この日、トルコは米国との対立を招いたロシア製ミサイルS400を黒海沿岸部で初めて試射した模様です。
トルコは、東地中海のガス田開発を巡り欧州連合(EU)とも対立しており、外交面の不安がリラの重しとなっています。
ただ、リラ相場は週明けの19日以降は下げ渋る動きを見せており、20日にはリラ円が13.40円台を回復。
トルコ中銀が通貨防衛に向けて大幅な利上げを行うとの期待が浮上した模様です。

目先の注目ポイントは政策金利

トルコ中銀は22日に金融政策決定会合を開きます。
市場は、リラ安を止めるために中銀が前回に続いて利上げに動くと見ています。
利上げ幅の予想は大きく割れていますが、現行の10.25%から12.00%前後への引き上げ予想が目立っています(一部には13.25%の予想も)。
トルコの最新のインフレ率が11.75%ですから、政策金利からインフレ率を引いた「実質金利」のマイナス状態が久しぶりに解消される可能性が出てきました。
「実質金利」がプラスとなる12%台への政策金利引き上げがあればトルコリラは上昇する公算です。
ただ、ロシア製ミサイル導入を巡る米国の反発は強く、バイデン新大統領が誕生すればトルコへの締め付けはさらに厳しくなるとの見方もあります。
EUは12月にトルコの一方的なガス田開発に対する制裁を検討している模様です。
トルコ中銀が利上げで通貨防衛の姿勢を示しても、リラ安を止められるかどうかは不透明と言わざるを得ません。

来週までのトルコリラ/円の見通し

予想レンジ
13.150~13.550円
基調
不安定

来週までの注目ポイント

☆10/22 トルコ中銀政策金利
・主要国株価、国際商品価格

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