「ドル/円、日足・週足ともに陽転」 外為トゥデイ 2020年11月2日号

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目次

▼30日(金)の為替相場
(1):アジア株総崩れ 円買い強まる
(2):ユーロ圏GDP 過去最高の成長率
(3):米PCE 予想以上の伸び
(4):米企業決算悪化で米株下落 ドル買い優勢

▼30日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
104円割れのリスク後退

▼本日の注目イベント

30日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201102091709p:plain期間:30日(金)午前6時10分~31日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):アジア株総崩れ 円買い強まる

米大統領選への不透明感や、欧米の新型コロナ感染拡大による景気失速懸念からアジア株が総崩れとなる中、リスク回避の円買いが強まり、ドル/円やクロス円は下落した。

(2):ユーロ圏GDP 過去最高の成長率

ユーロ圏7-9月期域内総生産(GDP)は前期比+12.7%増と過去最高の成長率となり、市場予想(+9.6%)も大幅に上回った。フランス、イタリア、スペインのGDPが軒並み2桁台の伸びとなり、ドイツも+8.2%と堅調だった。なお、ユーロ圏7-9月期消費者物価指数(HICP)・速報値は前年比-0.3%と予想通りであった。

(3):米PCE 予想以上の伸び

米9月個人消費支出(PCE)は前月比+1.4%と予想(+1.0%)以上の伸びとなった。一方、PCEコア物価指数(デフレーター)は前年比+1.5%と予想(+1.7%)を下回った。

(4):米企業決算悪化で米株下落 ドル買い優勢

欧米で新型コロナウイルスの感染が拡大している事や、前日引け後に発表された冴えない米企業決算を嫌気して米国株が下落した事から、リスク回避のドル買いが優勢となった。ドル/円は小幅に上昇した一方、豪ドル/円などのクロス円はストレートドル(豪ドル/米ドル)の下落に連れて軟化した。

30日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:
104円割れのリスク後退

30日のドル/円は、売りが先行したものの持ち直す底堅い展開。アジア株安を背景に円高が進み104.13円前後まで下落したが、欧米市場では株安がドル買いを誘発し104.74円前後まで反発した。105円台の回復はならなかったが、日足は下髭陽線、週足も小陽線引けとなり「底入れ感」を醸成。104円割れのリスクはひとまず後退したと見て良さそうだ。

欧米の新型コロナ感染拡大は懸念材料だが、円買いとドル買いが交錯しやすい足元の地合いに鑑みれば、ドル/円にとってリスク回避の動きは中立要因であろう。もっとも、米大統領選挙を明日に控える中、反発余地も小さいと見られ、105円台前半では戻り売りが強まりそうだ。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20201102084603p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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