「ドル/円、米債利回りに注目」 外為トゥデイ 2020年11月12日号

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目次

▼11日(水)の為替相場
(1):RBNZ政策金利据え置き 豪ドル上昇
(2):アイルランド外相 英EU交渉に言及
(3):ECB追加緩和示唆 ユーロ売り強まる
(4):ドル/円 月初来高値更新も買いは続かず

▼11日(水)の株・債券・商品市場&外為注文情報

▼ドル/円の見通し:
米債利回りに注目

▼本日の注目イベント

11日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201112092456p:plain期間:11日(水)午前7時10分~12日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBNZ政策金利据え置き 豪ドル上昇

NZ中銀(RBNZ)が政策金利の据え置き(0.25%)を発表。その後、オアRBNZ総裁が「マイナス金利導入の判断は時期尚早」との認識を示した事でNZドル買いが強まると豪ドルも連れて上昇した。

(2):アイルランド外相 英EU交渉に言及

英国と欧州連合(EU)の通商交渉についてアイルランド外相が、今週の決着は困難で来週に持ち越されるとの見通しを示し、その上で「今週と来週が大変重要になる。来週中に合意できなければ非常に厄介だ」と述べた。これを受けて、ポンドは一時下落した。

(3):ECB追加緩和示唆 ユーロ売り強まる

欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は「ECBの景気刺激策は規模とともに期間が重要」とした上で、12月に見込まれる追加緩和について「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)と、条件付き長期資金供給オペ(TLTRO)が柱になる公算が大きい」との見解を示した。ECB総裁が追加緩和に踏み込んだ発言を行った事でユーロ売りが強まった。

(4):ドル/円 月初来高値更新も買いは続かず

ユーロやポンドに対するドル買いの動きなど支えに、ドル/円は105.67円前後まで上昇して月初来高値を僅かに更新。しかし、米国がヴェテランズデーの祝日とあって盛り上がりを欠く中、ドル買いは続かなかった。

11日(水)の株・債券・商品市場&外為注文情報

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ドル/円の見通し:米債利回りに注目

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%の小幅高。ユーロ安・ドル高の影響などもあってやや強含んだが105.60円台で伸び悩んだ。月初来高値を僅かに更新したものの、日足一目均衡表の雲上限を終値ベースで超える事はできなかった。

本日は、休場明けの米債券市場に注目したい。このところのドルは、株高などのリスクオン地合いで買われる場面が目に付く。従来の「リスクオンのドル売り」から転換しつつある背景には米債利回りの上昇があると見られる。一昨日には米10年債利回りが約8カ月ぶりに0.97%台まで上昇しており、日欧との長期金利差は拡大基調にある。米10年債利回りが節目の1.0%を超えて上昇するようなら、ドル/円も105円台後半の上値抵抗を突破して106円台の回復を目指す事になるだろう。

本日の注目イベント

f:id:gaitamesk:20201112083637p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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