2020年11月19日
【ドル/円】：下値抵抗を守った状態。売りは戻り待ち。
ドル/円は小幅続落。5手連続陰線引けとなり、日足の形状が悪化しています。一方で現状は103.60-70の下値抵抗を守っており、下値を攻めきれずに小反発に転ずる可能性を残しています。 ドル買いは103.60-70で軽く買って103.40で浅めに撤退です。ドル売りは104.40-50で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を104.80-90まで見て置く必要があります。損切りは105.30で撤退です。 103.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、102.90-00の抵抗を実体ベースで下抜けて終えた場合は“ドル弱気”の流れに変化して一段の下落リスクが生じます。逆に105.70-80の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は106円台の抵抗の強さを確認する動きへ。この場合でも107円はまだ壁と見ています。 日足の上値抵抗は104.40-50、104.80-90、105.10-20に、下値抵抗は103.60-70、103.20-30、102.90-00にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開続く。
ユーロ/円は続落。直近の陰線が10/30に付けた121.62を直近安値として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインを若干下抜けた位置で終えており、日足の形状が悪化し始めています。123.00-10の日足の抵抗を守って終えており、反発に転ずる可能性を残していますが、123円割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。逆に124.10-20の抵抗を実体ベースで上抜けた場合は、下値リスクが軽減されます。さらに125.00超えで終えた場合は一段の上昇に繋がり易くなります。買いは123.00-10で軽く買って122.80で浅めに撤退です。売りは124.00-10の戻り待ちとします。損切りは124.60で撤退です。
【ユーロ/ドル】：下値余地がもう一段拡がる可能性。買いは押し目待ち。
ユーロ/ドルは小陰線で終えています。下値を切り上げる流れを維持していますが、1.1890-00の上値抵抗にぶつかっており、もう一段押す可能性があります。買いは1日様子見か、1.1770-80の押し目待ちとします。この場合の損切りは浅い場合で1.1730、深い場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す1.1690に置く必要があります。売りは様子見か、1.1880-90で軽く売り向かい。損切りは1.1930で撤退です。1.1960-70の抵抗をクリアするが、1.1930超えで終えた場合は日足の形状が改善して一段の上昇に繋がり易くなります。
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