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コロナワクチン相場を制した地域は? 外為トレーダー統計 2020年11月20日号

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日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!
外為どっとコム52万会員のいまがわかる(※1)。
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。

【特集1】10月相場全国対決

10月は欧米の新型コロナウイルス感染再拡大や米国の追加経済対策協議が難航したことで為替相場は円買いが強まり、クロス円のほかドル/円も弱含みで推移しました。
月間の終値ベースではドル/円が約0.7%、ユーロ/円は約1.4%、豪ドル/円は約2.7%もの下落となっています。
このリスクオフ相場で好成績を残した地域を調査しました。
(調査期間:2020年10月1日~31日)

10月相場全国対決 1人あたり取引量トップ5(単位:千通貨)

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新星・鹿児島首位、鳥取は順位を落とす

まずは1人あたり取引量での勝負です。
こちらは鹿児島県が70.8万通貨で首位、徳島県が65.4万通貨で2位、滋賀県が51.5万通貨で3位と続きました。
滋賀・鳥取県は9月相場でそれぞれ2位、首位に立っていましたが、10月はそれぞれやや後退。
その空白地帯に鹿児島県や徳島県などのニューフェイスが躍り出た形となりました。

10月相場全国対決 勝率トップ5

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勝率王・福井県を石川県がじわり追い上げる

次に勝率のランキングです。
こちらは福井県が74.9%でトップとなり、石川県が僅差の74.3%で2位、奈良県が69.6%で3位と続きました(※2)。
9月相場から上位ランカーにぼぼ動きがみられず、福井・石川の強さが目立ちました。
ただ、両県の差は徐々に縮まりつつあり今後の展開が気になるところです。
※2 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出。

10月相場全国対決 ペイオフレシオ トップ5

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鳥取・山梨がジャンプアップ!

次はペイオフレシオでの勝負をみてみましょう。
こちらは鳥取県が1.27で首位を奪取し、山梨県が1.20で2位、秋田県が1.14で3位と続きました(※3)。
9月相場トップの栃木県が5位へ後退し、1~4位に新たな顔が並ぶ不沈の激しい展開となりました。
なお、首位の鳥取県は9月相場で15位、2位の山梨県は24位からのジャンプアップとなっていることが印象的です。
※3 平均利益額÷平均損失額で算出

10月夏相場全国対決 1人あたり獲得pipsトップ5

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鹿児島県がついにトップへ!注目の大分は大きく後退

10月相場のラストは1人あたり獲得pipsでの勝負です。
結果は鹿児島県が847pipsでトップ、石川県が613pipsで2位、山形県が576pipsで3位と続きました(※4)。
こちらはなんと、9月相場トップランキングから総入れ替えという波乱の展開となりました。
特に最近pips勝負で上位常連になりつつあった大分県が27位まで大きく後退したことは衝撃的といってもいいでしょう。
今回首位の鹿児島県が9月相場でも6位と好位置につけていたことと対象的な動きとなっており、10月の大分県に何が起こったのか興味深いところです。
※4 「獲得pips(マイナス含む)÷稼働顧客数」で算出。

【特集2】コロナワクチン相場全国対決

波乱の米大統領選もバイデン氏当選で固まりつつあった11月9日夜、突如「米製薬大手ファイザーが新型コロナウイルスワクチンの治験で90%以上の感染予防に成功」との報道が伝わると株価急騰とともに円売りが活発化。
クロス円が軒並み上昇したほか、ドル/円も10月20日以来の高値となる105.65円前後まで上昇して日足チャートは実体部2円ものオバケ陽線となりました。
この急激なリスクオン相場を見事ものにした地域を調査しました。
(調査期間:2020年11月9日20:00~30:55(NYC))

コロナワクチン相場 1人あたり取引量トップ5(単位:千通貨)

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唐突なリスクオン相場で取引量を伸ばした地域も

11月に突如舞い降りたコロナワクチン・リスクオン相場、まずは1人あたり取引量でのランキングです。
結果は茨城県が12.5万通貨でトップ、石川県が11.6万通貨で2位、山形県が10.0万通貨で3位と続きました。
10月相場トータルのランキングと比較すると、滋賀県以外はすべてランク外からの飛躍となりました。
首位の茨城県(10月相場13位)、2位の石川県(10月相場27位)のように唐突なリスクオン相場で大きく取引量を伸ばした地域が目立っています。

コロナワクチン相場 勝率トップ5

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10月最下位の高知県が4位へ大ジャンプ!

次は勝率でのランキングです。
こちらは福井県が79.2%でトップを飾り、奈良県が77.7%で2位、京都府が72.6%で3位と続きました。
勝率王である福井のトップや10月相場3位の奈良県、同5位の和歌山県がここでもランクインすることは予想通りの展開といえるでしょう。
ただ、4位の高知県は10月相場で最下位からの大ジャンプとなっており、唐突な大相場を前にここでも予想外の展開が起きていたことがわかります。

コロナワクチン相場 ペイオフレシオ トップ5

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勝率王・福井はパフォーマンスも良好!

次は短期間のため参考値とはなりますが、ペイオフレシオでのトップランキングです。
結果は福井県が3.71で首位、青森県が3.02で2位、山形県が2.56で3位と続きました。
こちらもランキング総入れ替えが起こっており、首位の福井県などは10月相場14位からの躍進となっています。
福井県は勝率ランキングで常勝している猛者でもありますが、突然のリスクオン相場でそのパフォーマンスを大きく開花させた模様です。

コロナワクチン相場 1人あたり獲得pipsトップ5

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10月トータルとともに鹿児島県が制覇

コロナワクチン相場のラストを飾るのは1人あたり獲得pipsでの勝負です。
こちらは鹿児島県が697pipsでトップに立ち、和歌山県が638pipsで2位、山形県が630pipsで3位と続きました。
鹿児島県は10月相場トータルのランキングでも首位となりましたが、突発的なリスクオンの局面でもしっかりとpipsを伸ばしていることがわかりました。
一方、10月トータルで16位の和歌山県が2位にまで浮上、反対に10月トータルで2位の石川県が29位と乗り切れなかった様子がうかがえるなど明暗を分ける格好となっています。

結果まとめ

10月相場全国対決

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コロナワクチン相場全国対決

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