「ドル安に勢い 米雇用統計に注目」 外為トゥデイ 2020年12月4日号

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目次

▼3日(木)の為替相場
(1):中国財新サービス業PMI 予想を上回る
(2):NYダウ3万ドル回復 リスクオンのドル売り
(3):英EU交渉 依然纏まらず
(4):米ファイザー 年内ワクチン出荷目標引き下げ

▼3日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
米雇用統計に注目

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

3日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201204095501p:plain期間:3日(木)午前7時10分~4日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国財新サービス業PMI 予想を上回る

中国11月財新サービス業PMIは57.8と予想(56.4)に反して10月(56.8)から上昇。これより前に発表された豪10月貿易収支は74.56億豪ドルの黒字と、黒字額は予想(58.00億豪ドル)を上回った。

(2):NYダウ3万ドル回復 リスクオンのドル売り

NYダウ平均が一時30000ドル台を回復するなど米国株が上昇する中、リスクオンのドル売りが活発化。ドル/円は103.67円前後まで下値を切り下げた。ユーロ/ドルが約2年7カ月ぶり高値、ポンド/ドルが約1年ぶり高値へと上昇する中、クロス円はドル円の下落に上値を抑えられた。なお、米11月ISM非製造業景況指数は55.9と予想(55.8)を僅かに上回ったが10月(56.6)から低下した。これ以前に発表された米新規失業保険申請件数は71.2万件と予想(77.5万件)より少なかった。

(3):英EU交渉 依然纏まらず

期限が年末に迫った英国と欧州連合(EU)の通商交渉について、「打開の可能性は後退」とする英政府関係者の発言が伝わるとポンドは一時下落した。ただ、「今後数日で打開は可能」との見解も伝わったため下げ渋った。なお、その後英メディアは「通商交渉の最新ラウンドは上手く行かなかった」と報じた。報道によると、英国とEUの対立点は「公平な競争条件」だったとの事。

(4):米ファイザー 年内ワクチン出荷目標引き下げ

米製薬大手ファイザーは、新型コロナウイルスワクチンの今年の出荷目標を従来の半分に引き下げたとの報道が伝わると、米国株が上げ幅を縮小するとともに円が買われた。ただ、ドルも買い戻されたためドル/円の反応は比較的小さかった。

3日(木)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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本日の見通し

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ドル/円の見通し:米雇用統計に注目

昨日のドル/円は104円台を割り込んで下落。ユーロ/ドルが約2年7カ月ぶり高値を付けた他ポンド/ドルも約1年ぶりの高値へ上昇するなど、欧州通貨に対するドル安の流れが勢いを増す中、同じ安全通貨とされる円に対してもドルが弱含んだ。本日のドル/円は、103円台半ばの下値支持(サポート)を維持できるかが焦点となる。昨日は103.67円前後で下げ渋っており、11月18日以降のサポートが効いた格好だ。このサポートを下抜けると、少なくとも11月安値103.18円前後まで下値余地が広がる事になろう。

材料面では米11月雇用統計の結果に注目が集まる。非農業部門雇用者数の市場予想は47.5万人増となっている。5月以降のコロナ禍からの回復局面としては最低の伸びに留まる見通しであり、予想を下回る伸びに留まるようだとドル安が再加速する事になりそうだ。ただ、雇用統計の弱い結果を受けて米国株が下落するようだと、リスク回避のドル買いを誘発する事もあり得るだろう。週末を控えてポジション調整が入りやすい事も踏まえると、雇用統計に対するドルの初期反応とその後の2次反応は違ったものになる可能性がありそうだ。

注目の経済指標

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注目のイベント

f:id:gaitamesk:20201204083425p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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