2020年12月10日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。
ドル/円は小幅続伸となりました。上昇余力の強いものではありませんが、104.00-05の日足の抵抗にも跳ね返されており、このレベルの突っ込み売りにも注意が必要です。但し、103.70-80の抵抗を下抜けて終えるか103.50割れを見た場合は下値リスクが点灯、103.00割れを見た場合は一段のドル下落リスクに要注意。 一方上値は、104.70-80、105.50-60に強い抵抗がありますが、105.70超えで終えた場合は上値余地がさらに50銭～1円程度一段拡がる可能性が生じます。 ドル買いは104.10-20で軽く押し目買い。損切りは103.70で浅めに撤退するか、深い場合は下値リスクが点灯する103.40で撤退です。売りは104.70-80の戻り待ちとします。損切りは105.20で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は104.70-80、105.50-60に、下値抵抗は104.10-20、103.70-80、103.10-20にあります。
【ユーロ/円】：上値抵抗にぶつかる。押し目買いの流れは変わらず。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、126.50-60の上値抵抗にぶつかっており、今日については反発余地が限られる展開が予想されます。買いは1日様子見か、125.20-30の押し目待ちとします。損切りは124.40で一旦撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、123円割れで越週しない限り、調整下げの範囲内となります。売りは引き続き様子見です。上値抵抗は126.50-60、127.00-10に、強い下値抵抗は125.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】：上値がやや重い展開。押し目を待って買い。
ユーロ/ドルは小幅続落となり、4手連続小陰線で終えています。個々の足が下げエネルギーの強いものではないものの、1.20台の足元を固め直す動きに入った可能性が生じており、反発力の鈍い展開が予想されます。短期トレンドに変化が認められないので、押し目買い方針継続とします。今日の買いは1.2050-60で軽く買って1.2030で浅めに一旦撤退するか、1.2000-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す1.1940で撤退です。これが付いた場合でも1.1750割れで終えない限り、調整下げの範囲内となります。売りは様子見か、1.2200に損切りを置くなら1.2150-60の戻りを待って軽く試し売り程度に。
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