「FOMC、新ガイダンス公表か」 外為トゥデイ 2020年12月16日号

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目次

▼15日(火)の為替相場
(1):RBA議事録公表 豪ドル/円一時上昇
(2):米11月鉱工業 予想を上回る
(3):英首相、合意なき離脱示唆 ポンド伸び悩み
(4):ワクチン緊急使用承認へ 米株上昇

▼15日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
下値を試す展開か

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

15日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201216101210p:plain期間:15日(火)午前7時10分~16日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBA議事録公表 豪ドル/円一時上昇

豪中銀(RBA)は12月1日の理事会の議事録を公表。「労働市場は想定以上に回復」としながらも「失業率の高止まりが長期間続く見通しで、国家の優先事項として対処する方針」と表明。その上で「必要なら追加緩和の用意がある」「債券買い入れにフォーカスする」とした。豪ドル/円は議事録の公表後に78.54円前後まで上昇したが、中国人民銀行が過去最大級の1年物資金供給を実施したため人民元が下落すると、これに連れて反落した。その後に発表された中国11月鉱工業生産は前年比+7.0%、同小売売上高は前年比+5.0%と、いずれも予想通りだった。

(2):米11月鉱工業 予想を上回る

米11月鉱工業生産は前月比+0.4%と前月(+0.9%)から伸びが鈍化したものの、市場予想(+0.3%)は上回った。これより前に発表された米12月NY連銀製造業景気指数は4.9と市場予想(6.3)に届かなかった。

(3):英首相、合意なき離脱示唆 ポンド伸び悩み

ポンドは、英国と欧州連合(EU)の通商交渉が進展するとの期待から上昇したが、ジョンソン英首相が「通商交渉は、『合意なし』の可能性が最も高い」との見解を示すと伸び悩んだ。

(4):ワクチン緊急使用承認へ 米株上昇

米モデルナ社の新型コロナワクチンの緊急使用について、当局が今週中にも承認する見通しとなった事などから米国株が上げ幅を拡大する中、豪ドル/円は78.50円台に上昇。一方、ドル/円はリスクオンのドル売りに上値を抑えられた。米下院議長が追加経済対策について上下両院の与野党首脳の協議を呼び掛けた事も米株高に繋がった模様。なお、ナスダック指数は終値で過去最高値を更新した。

15日(火)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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本日の見通し

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ドル/円の見通し:下値を試す展開か

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%下落。新型コロナワクチンの配布や米国の追加経済対策への期待でリスク・オンのドル安が進行する中、103.61円前後までじりじりと軟化した。なお、NY市場では米ナスダック指数が終値で過去最高値を更新、ドルインデックスは2018年4月以来の水準に下落した。

ドルが全面安の様相を呈する中、本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まっている。0.00-0.25%の政策金利や、月1200億ドルの資産買い入れ規模を変更する公算は小さいが、新たなフォワードガイダンス(金融政策の指針)を公表するとの見方が根強い。そうした中、ドル/円は改めて下値を試す展開となる可能性があろう。リスクオンの環境下では円も弱含むため、ドル/円が一方的に下落する公算は小さいと見るが、仮に103.50円のサポートを割り込めば、11月安値103.17円前後に向けて下げ足を速める事も考えられる。

注目の経済指標

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注目のイベント

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