2020年12月18日
【ドル/円】：ドルの下落余地がさらに拡がる可能性に注意。
ドル/円は3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げています。103.10-20の日足の抵抗をかろうじて守って引けていますが、値動きの中で103.00割れを見ており、新たなドル下げトレンド入りの流れに入った可能性が高く、ドルの下落幅拡大に注意が必要です。短期トレンドは105円台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、105.50超えで終えない限り、大きく変化しません。 ドル買いは様子見に転じます。ドル売りは103.10-20で売り向かい。吹き値があった場合の上値余地を103.60近辺まで見て置く必要があります。損切りは103.90で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は103.50-60、103.90-00、104.40～104.60に、下値抵抗は102.20-30、101.80-90にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小幅続伸となりました。揉み合いの域を抜けていませんが、短期トレンドが強い状態を維持しており、買いは126.20-30で軽く押し目買い。下値余地を125.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは125.60で撤退です。125.50割れを見た場合は125.00前後の足元を固め直す動きが強まり易くなります。売りは様子見です。短期トレンドは124.50割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、123円割れで越週しない限り大きく変化しません。上値抵抗は126.50-60、127.00-10に、強い下値抵抗は125.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】：ユーロの押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは続伸。1.22台を維持して終えており、上値トライの動きが継続すると見られます。買いは1.2240-50の浅い押し目を拾って1.2190で一旦撤退です。売りは様子見です。短期トレンドは1.2050割れでニュートラルな状態に戻しますが、中期トレンドが強い状態に入っていることから、1.1800～1.2000ゾーンまでの下げは調整下げの範囲内となります。強い上値抵抗は1.2400-10に、強い下値抵抗は1.2160-70、1.2120-30にあります。
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