「ドル安が加速」 外為トゥデイ 2020年12月18日号

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目次

▼17日(木)の為替相場
(1):豪雇用統計改善 豪ドル買い一時強まる
(2):仏大統領コロナ感染 ユーロ一時下落
(3):BOE政策金利据え置き 声明は慎重な見解
(4):米失業申請悪化 雇用改善ペース鈍化か
(5):英EU首相会談纏まらず ポンド急落

▼17日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
週末控え調整か

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

17日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201218093243p:plain期間:17日(木)午前7時10分~18日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪雇用統計改善 豪ドル買い一時強まる

豪11月新規雇用者数は前月から9.00万人増加して予想(4.00万人増)を上回った。同失業率も6.8%と、予想(7.0%)を下回り前月(7.0%)から改善。同労働参加率は66.1%へと上昇した(予想:65.9%)。これを受けて豪ドル/円は一時買いが強まったが、仲値公示に向けてドル/円が下落した事などから伸び悩んだ。

(2):仏大統領コロナ感染 ユーロ一時下落

フランスのマクロン大統領が新型コロナウィルス検査で陽性だったと伝わると、一時ユーロが下落した。大統領は7日間の自主隔離に入るが職務遂行は続けるとの事。

(3):BOE政策金利据え置き 声明は慎重な見解

英中銀(BOE)は政策金利を0.10%に据え置き、資産買い入れプログラムの規模も8750億ポンドで維持した。同時に公表した議事録では、決定が全会一致であった事が明らかになった。その他、「ロックダウンは2021年第1四半期成長率の重し」「景気の先行き不透明感が続く」「市場機能が再び大きく悪化した場合は資産購入のペースを上げる準備」などと慎重な見方が示された。

(4):米失業申請悪化 雇用改善ペース鈍化か

米新規失業保険申請件数は88.5万件と予想(81.8万件)に反して前週(86.2万件)から増加。新型コロナウイルスの感染拡大で雇用の改善ペースが鈍った事が浮き彫りになった。一方、米11月住宅着工件数は年率換算154.7万件と予想(153.5万件)を上回った。住宅着工件数の先行指標とされる住宅建設許可件数も、163.9万件と予想(156.0万件)を上回った。

(5):英EU首相会談纏まらず ポンド急落

英国と欧州連合(EU)の通商交渉について、フォンデアライエン欧州委員長とジョンソン英首相が電話で会談。会談終了後に双方からネガティブな発言が相次ぐと、ポンドは急落した。フォンデアライエン欧州委員長が「特に漁業権で大きな相違が残っている」と述べたのに続き、ジョンソン英首相は「EUとの貿易交渉は深刻な状況」「EUが立場を変えない限り合意なしの可能性が非常に高い」「漁業権に対するEUの立場は合理的ではない」との見解を示した。

17日(木)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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本日の見通し

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ドル/円の見通し:週末控え調整か

昨日のドル/円は一時103円台を割り込み、3月10日以来の安値となる102.87円前後まで下落した。売り一巡後は103円台を回復したが、ドルが全面的に弱含む中で上値は重かった。米追加経済対策協議への楽観的な見方などからリスクオンのドル売りが活発化。ドルインデックスは90の大台を割り込み、約2年8カ月ぶりの水準へと軟化した。

9000億ドル規模の米追加経済対策協議については、つなぎ予算が切れる本日までに合意できるか微妙な情勢と伝えられている。仮に合意できずに先送りとなれば、週末を控えたポジション調整の動きと相まってドルが反発する可能性もあろう。ただ、年内合意の期待が消えない限りドルの戻りは鈍いと考えられる。本日のドル/円は102円台に入れば底堅さが増す半面、103円台半ば以上では戻り売りが強まる事になりそうだ。

注目の経済指標

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注目のイベント

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