「ドルに売買交錯」 外為トゥデイ 2020年12月21日号

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目次

▼18日(金)の為替相場
(1):日銀政策金利維持 資金繰り支援延長
(2):英EU交渉 バルニエ氏「合意の障害大きい」
(3):独Ifo景況感 予想外の上昇
(4):米株下げ幅縮小 円が弱含む

▼18日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
103円台前半中心にもみ合う展開

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

18日(金)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201221103155p:plain期間:18日(金)午前7時10分~19日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日銀政策金利維持 資金繰り支援延長

日銀は、政策金利(-0.10%)や10年債利回り誘導目標(0.00%)の据え置きを決定。一方で、「新型コロナ対応プログラム」を2021年9月末まで半年間延長した。また、「各種の施策を点検、3月会合をめどに結果を公表」とした上で「2%実現のため、より効果的で持続的な金融緩和の点検」を行うと表明した。なお、この日発表された日本11月消費者物価指数(生鮮食品を除いたコア指数)は前年比-0.9%と、2010年9月以来の大幅な落ち込みとなった。その後、黒田日銀総裁が会見を行い「2%の物価目標の達成目指して緩和を続ける」「新たな政策を導入するかは点検の結果次第」「より効果的・持続可能な緩和手段の検討価値が十分ある」などと述べた。いずれも円相場の反応は限定的だった。

(2):英EU交渉 バルニエ氏「合意の障害大きい」

欧州市場に入りポンドは買いが先行したものの、英国と欧州連合(EU)の通商交渉の先行き不透明感が拭えず反落。EUのバルニエ首席交渉官は「合意への障害は大きいまま」「合意の可能性はあるがその道筋は狭まっている」と発言した。なお、これより前に発表された英11月小売売上高は前月比-3.8%と、前月(+1.3%)から低下に転じたが、市場予想(-4.2%)ほどには落ち込まなかった。

(3):独Ifo景況感 予想外の上昇

独12月Ifo企業景況感指数は92.1と、予想(90.0)に反して前月(90.9)から上昇した。

(4):米株下げ幅縮小 円が弱含む

米追加経済対策協議や英・EU通商交渉の先行き不透明感から売られていた米国株が引けにかけて下げ幅を縮小すると、円がやや弱含んだ。ただ、ポンドはEUとの通商交渉決裂が懸念される中、円以上に軟化した。

18日(金)の株・債券・商品市場・外為注文情報

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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本日の見通し

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ドル/円の見通し:
103円台前半中心にもみ合う展開

ドル/円は今朝方、ポンド/ドル急落の影響からドル買いが入り、一時103.52円前後まで上昇する場面もあったが、一巡後は103.30円台に押し戻されるなど伸び悩んでいる。英国ではコロナ変異種の感染が急拡大する中、ロンドンなどで再びロックダウン(都市封鎖)措置が講じられる事になった。英国と欧州連合(EU)の通商交渉についても目立った進展がないまま時間切れが迫っており、これらがドル買い(ポンド売り)を誘発した模様だ。一方、米議会指導部が9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策合意した事で米国株先物が上昇する中、ドル買いは勢いを欠き反落している。

本日のドル/円は、ドル買い材料とドル売り材料が混在する中、103円台前半を中心にもみ合う展開が続きそうだ。既にクリスマス休暇入りした海外勢もいると見られ薄商いの中で値動きが荒くなる可能性もあるが、102円台前半のサポートと103円台後半のレジスタンスはどちらも抜けられないだろう。

注目の経済指標

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注目のイベント

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