「ドル/円、方向感定まらず」 外為トゥデイ 2020年12月22日号

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目次

▼21日(月)の為替相場
(1):英でコロナ変異種感染拡大 ポンド急落
(2):欧州各国で渡航禁止措置 欧州株下落幅拡大
(3):ジョンソン英首相 漁業権に譲歩案示す

▼21日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
103円台前半でもみ合い

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

21日(月)の為替相場

f:id:gaitamesk:20201222094854p:plain期間:21日(月)午前7時00分~22日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英でコロナ変異種感染拡大 ポンド急落

英国で新型コロナウイルス変異種の感染が「制御不能(ハンコック英保健相)」となった事や、英国と欧州連合(EU)の通商交渉が20日の協議でも合意できなかった事から、ポンドは急落して取引を開始。ドル/円はポンド安・ドル高の影響から上昇して始まったが、米議会の指導部が9000億ドル規模の追加経済対策法案に合意した事が伝わるとドル売りに傾き失速した。なお、同法案はこの日(21日)のうちに上下両院で採決される事が発表された。

(2):欧州各国で渡航禁止措置 欧州株下落幅拡大

英国で新型コロナウイルス変異種の感染が拡大している事に対応して、フランスをはじめとする欧州各国やカナダ、香港などが英国からの渡航禁止措置を講じた。英国への貨物輸送もストップするため食糧供給に大きな混乱が起きる可能性が指摘された。こうした中、欧州株が下落幅を拡大するとともにポンドが下落。ドル/円はリスク回避のドル買い(ポンド安・ドル高)の影響で103.80円台へ上昇した。ユーロ/円はポンド/円に連れ安したものの、ドル/円の上昇やユーロ/ポンドの上昇を背景に底堅く推移。豪ドル/円は株安を受けて77.50円前後まで下値を切り下げた。

(3):ジョンソン英首相 漁業権に譲歩案示す

ジョンソン英首相がEUとの通商交渉で懸案の漁業権問題について譲歩案を示した事が伝わると、交渉進展への期待からポンドが急伸。英国は先週の段階で、英海域でのEU漁獲量を60%減らすよう求めていたが、今回は約3分の1削減案を提示した模様。

21日(月)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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本日の見通し

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ドル/円の見通し:103円台前半でもみ合い

昨日のドル/円は上昇を維持できずに反落した。新型コロナウイルス変異種への警戒感などから欧米株が下落する中、リスク回避のドル買いが強まり103.80円台まで上伸。しかし、一時400ドル超下落していたNYダウ平均が追加経済対策への期待を支えに持ち直すとドル売りに転じ、103.20円台へと押し戻された。

クリスマス・ウィークで市場参加者が減少する中、乱高下を演じたポンド(主に対ドル)の動きに振り回された面もあった。ドル/円は本日も、薄商いの中でポンドをはじめとする他通貨の動きや株価動向を睨んだ神経質な値動きが続きそうだ。もっとも、102円台後半のサポートと103円台後半のレジスタンスをいずれかにブレイクする公算は小さく、主に103円台前半でもみ合う展開となろう。

注目の経済指標

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注目のイベント

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