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今週は12月貿易収支、来週は4Q・GDPの発表。6日ぶり陰線

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総括

今週は12月貿易収支、来週は4Q・GDPの発表。6日ぶり陰線

予想レンジ 人民元/円 15.8-16.3  

(ポイント) 
*日足は6日ぶり陰線
*人民銀行は元為替は市場原理が重要な役割を果たすとした
*20年消費者物価は2.5%上昇
*本日は12月貿易収支の発表
*1月18日に4Q・GDPが発表される
*中国のコロナ感染者数は8万7706人
*レノボが上海上場を計画
*トヨタの2020年の中国での販売は増加
*人民元指数の構成比率を調整、一時元が急騰した
*EUと貿易協定を結ぶ
*12月の各種PMIは揃って悪化
*2020年はコロナ禍でも2%成長予想か
*トランプ大統領、最後まで中国へ制裁(アプリなど)
*輸出管理法を施行(詳細も発表され始める)
*海外資本の中国債券市場への流入が続く
*2035年までにGDP倍増、5年内の高所得国入り目指す
*双循環がキーワード 国内循環と海外循環
*2022年は米中国交回復50年
*2021年は共産党建党100年
*米国は中国の為替操作国の認定解除
*中国GDPが100兆元へ近づく

(人民元は市場原理で)
人民銀行の易綱総裁は今年は金融政策の安定を優先して取り組む考えを示した。
人民銀はさまざまな政策手段を用いて流動性を合理的な範囲で潤沢な水準に維持し、マネーサプライと社会融資総量の伸びを名目経済成長率と基本的に一致させると述べた。
 人民元相場については、基本的に安定的に保つと表明。相場水準の決定には21年も引き続き市場原理が重要な役割を担うと述べた。
このほか、金利改革を推進すると表明。銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)の波及効果を改善し、預金金利の一段の自由化を進めると述べた。

(20年の消費者物価上昇率は2.5%)
 12月の消費者物価は前年同月を0.2%上回った。11月に約11年ぶりの下落に転じたが、2カ月ぶりに上昇した。ただ主因は生鮮野菜など食品の値上がりで、日用品やサービスの物価上昇圧力は弱い。所得の持ち直しペースが鈍く、家計の購買意欲は高まっていない。
20年通年の消費者物価上昇率は2.5%。「3.5%前後」とした政府目標を大きく下回った。 卸売物価は前年同月比0.4%下落。11カ月連続で前年同月の水準を下回ったが、下落幅は11月(1.5%)より縮まった。
業種別に見ると、石油・石炭加工業や化学繊維など素材・中間財は下落幅が縮小した。国際市場で昨春大幅に下落した資源価格が緩やかに持ち直してきたことを反映した。一方、自動車、パソコンや通信機器など川下にあたる最終製品は下落幅が縮まっておらず、なおデフレ圧力が残る。

(12月貿易収支)
 本日は12月貿易収支の発表がある。米中貿易戦争やコロナ感染があったが、徐々に輸出入ともに回復し、12月は700億ドルの黒字予想となっている。
  
(4Q・GDPは)
2020年の世界各国はコロナ禍で殆どがマイナス成長となりそうだが、中国の2020年はプラス2%成長となる予想だ。1月18日に4Q・GDPが発表されるが予想は前年比で6.2%成長となっている。
 
(中国のコロナ感染者数は)
1月12日、新型コロナウイルスの感染者が115人新たに確認された。前日の55人から大増加し、1日当たりの新規感染者としては7月30日以来の高水準だった。
これまでに本土で確認されている感染者は累計8万7706人、死者はこれまでと変わらずの4634人となっている。 日本は1月13日時点で感染者は30万4040人、死亡者は4276人。
中国では、来月に旧正月の連休を控えて懸念が高まっている。多くの地方自治体が帰省の自粛などを呼び掛けており、今年は例年に比べて人の移動は減少するとみられる。

(レノボ上海上場は最大15億ドル規模か)
中国のパソコンメーカー、レノボ・グループ(聯想集団)は上海上場計画を発表。拡大後の株式資本の10%以下で中国預託証券(CDR)を発行する。 最大15億ドル規模となる可能性があるという。レノボが上海に重複上場すれば、中国が本土外上場の大手テクノロジー企業を誘致する試験プログラムを2018年に始めて以降、最大規模の中国企業になる。
 13日の香港株式市場で同社の株価は一時17%上昇し、取引時間中としては2015年4月以来の大幅高となった。

テクニカル分析(人民元/円)

6日ぶり陰線

日足、1月13日は6日ぶり陰線。ボリバン2σを上抜けるも、すぐにバンド内戻す。1月12日-13日の下降ラインが上値抵抗。1月6日-7日の上昇ラインがサポート。
5日線上向き、雲の上。
 週足。12月7日週-12月28日週の下降ラインを上抜く。12月28週-1月4日週の上昇ラインがサポート。ボリバン2σ上限に達し小反落。雲の上。
 月足、5か月連続陽線。2021年1月も陽線スタート。10月-11月の上昇ラインがサポート。20年1月-10月の下降ラインを上抜く。ボリバン上限。
2020年は年足陽転。11年-20年の上昇ラインがサポート。18年-19年の下降ライン上抜いて2021年はオープン。 16年-18年の下降ラインが上値抵抗。

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チーファンラマ

トヨタ、昨年の中国販売は前年比11%増の180万台

トヨタ自動車は、昨年の中国での自動車販売が前年比11%増の180万台だったことを明らかにした。トヨタは、中国で第一汽車集団や広州汽車集団と提携。政府の基準を満たすため、電気自動車を生産する新工場の建設に動いている。
高級車ブランド「レクサス」の輸入車の中国販売は、前年比11.5%増の22万3700台だった。中国では、新型コロナウイルスの流行に伴う移動制限で昨年初めに自動車販売が落ち込んだが、年後半には販売が回復しており、業界団体は通年の販売台数が前年比1.9%減にとどまるとの見通しを示している。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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