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ドル・円は下げ渋りか、米緩和継続で下押しも週末控えドル買い戻し

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、米緩和継続で下押しも週末控えドル買い戻し」

15日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派姿勢で、ドルへの下押し圧力が続く。ただ、バイデン次期政権による追加経済対策の発表後は株安に振れ、週末を控えリスクオフのドル買いが見込まれる。

前日の取引は、イタリア政局や欧州中銀(ECB)理事会の議事要旨を手がかりとしたユーロ売りが先行。その後、米新規失業保険申請件数の増加で雇用情勢の悪化が示され、ドル売りが優勢に。注目されていたパウエルFRB議長の講演で、利上げ時期はほど遠いとの見解もドル売りを支援した。本日アジア市場では、バイデン次期政権による約2兆ドル規模の追加経済対策が発表されると材料出尽くしで米株式先物が下げ、アジア株安に波及。リスク回避のムードで円買いが強まったが、その後はドル買いに押される展開となった。

この後の海外市場も、米金融緩和の長期化や米追加対策発表を受けた株安が手がかりとなろう。FRBのハト派姿勢は、引き続きドルの圧迫要因。半面、バイデン政権の政策運営を期待した長期金利や株価、原油相場の上昇は一服し、安全通貨のドルや円の買いが見込まれる。一方、今晩発表の米経済指標のうち小売売上高やNY連銀製造業景気指数、鉱工業生産は前回から改善が予想されており、目先の回復を先取りした株買いに振れればドル買いを抑える可能性もあろう。ただ、週末を控え、ドルへのリスクオフの買いは根強いとみる。


通貨別分析

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