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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。ドルの戻り売り方針継続。105円台回復で“ニュートラル”に変化。103円割れの越週で一段のドル下落へ。

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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。ドルの戻り売り方針継続。105円台回復で“ニュートラル”に変化。103円割れの越週で一段のドル下落へ。

日足は値幅の小さい寄せ線が2手並んでおり、値動きの乏しい状態が続いている。103円割れをトライしきれない一方で104円台前半にある日足の上値抵抗も抜けきれておらず、103円割れで終えるか、105円台を回復しない限り一方向にも動き難い状態にある。短期トレンドが弱い状態に変わりないので、基本戦略はドルの戻り売り方針に変わりない。105円台を回復して引ければ、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して上値余地が若干拡がり易くなるが、中期トレンドがまだ弱いため大幅続伸にも繋がり難いと見られる。一方下値も、103円台前半に日足の抵抗が控えており、下げ渋りの展開が予想されるが、103.00割れで終えるか、102.50割れを見た場合は、再び下値リスクが高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は104.20~104.40、104.90-00、105.50-60に、下値抵抗は103.10-20、102.50-60、101.70-80にある。21日移動平均線は103.52に位置しており、短期的な下値抵抗として働いているが、120日、200日線は104.88と105.83に位置しており、上値を抑え込んだ状態にある。 一方直近の週足は、前週足から上寄りのスタートとなったが、上値を追いきれずに小陰線で終えている。下げエネルギーの強いものではないので、再度104円台の抵抗をトライする可能性に繋げているが、上値を切り下げる流れにも変化が認められないので、大幅反発にも繋がり難いと見られる。また103円割れで越週した場合は104円台で戻り高値を確認した可能性が高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなる。可能性がやや低いと見るが、105.50-60の抵抗を上抜けて越週した場合は、日足、週足の上値抵抗を全てクリアして反発余地がさらに拡がり易くなり、107.00超えにある中期的な上値抵抗をトライする動きが強まり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は104.10-20、104.80-90、105.50-60に、下値抵抗は103.00~103.20、102.50-60、101.10-20にある。31週、62週移動平均線は105.20と106.88に位置しており、短・中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは103.10-20の押し目待ち。損切りは浅い場合で102.70、深い場合は下値リスクが点灯する102.40で撤退。ドル売りは104.00~104.20ゾーンで戻り売り。損切りは浅い場合で104.60、深い場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す105.10で撤退としたい。 上値は、104.00-10に軽い抵抗が、104.20~104.40にやや強い抵抗があるが、これらを全て上抜け、104.90-00の抵抗もクリアして105円台に値を戻した場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して上値余地を探る動きが強まり易くなる。この場合でも中期トレンドが弱く、急伸にも繋がり難いと見ている。上値抵抗は105.50-60、106.00-10、106.40-50、106.80-90、107.10-20。下値は、103.60-70に軽い抵抗が、103.50-60、103.20-30、103.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、103.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、102.80-90、102.50-60の抵抗を全て下抜けた場合は、下落余地がさらに拡がり易くなり、102.20-30、101.70-80、101.50-60、101.10-20、100.80-90にある抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。これ以上の押しはあれば一旦買い場となろう。

ドル/円【日足】期間:2020/05/12~2021/01/15(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2017/12/01~2021/01/15移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:日足は下値リスクが点灯中。125円割れで“ニュートラル”。124円割れで終えるか、124.50割れで越週した場合は、短期トレンドが変化。

直近の日足は陰線引けとなり、この足が10/30に付けた121.62を直近安値として下値を切り上げてきた流れから下抜けた位置で終えており、日足の形状が悪化している。このため週初から下値をトライする動きが先行すると見られる。また、ユーロ/ドルが1.2100割れを見て、調整局面入りの可能性が点灯していることも、ユーロ/円の上値が抑えられる要因となりそうだ。但し、週足が下値を切り上げる流れを維持しており、短期トレンドの変化が認められないことから、124.50割れで越週しない限り、このレベルでの突っ込み売りにも注意する必要がある。また、短期トレンドが変化しても中期トレンドがまだ強く、ユーロ急落にも繋がり難いと見られる。中期的に見た下値抵抗は121.80~122.00にある。一方上値は、126.40-50にやや強い抵抗が出来ており、126.60超えで終えない限り、上値余地も拡がり難い。また、これを上抜けた場合でも127.20~127.40ゾーンに一段と強い抵抗が控えており、127.50超えで終えない限り、上値余地も拡がり難い。日足の上値抵抗は126.40-50、126.80-90、127.20~127.40に、下値抵抗は125.00-10、124.40-50、124.00-10にある。21日移動平均線は126.51にあり、この下に入り込んで下値リスクが点灯中。しかし、120日、200日線は124.89と122.76に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性が高い。  一方直近の週足は、高値圏から陰線引けとなり、この足が125.80~126.00にあった週足の下値抵抗を下抜けて越週しており、下値余地がもう一段拡がる可能性が生じている。しかし、昨年5月に付けた114.43を基点とするサポートラインを下抜けておらず、この週足の下値抵抗が今週は124.60-70にあることから、124.50割れで越週しない限り、短期トレンドが変化せず、突っ込み売りにも注意する必要がある。一方で、週足の上値抵抗が127.00~127.20に出来ており、127.50超えで越週しない限り、上値余地もまだ拡がり難く、反発に転じた場合でもこれにぶつかる可能性にも注意する必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は126.30-40、127.00~127.20、128.20-30に、下値抵抗は前述の124.60-70、124.00-10、123.10-20にある。31週、62週移動平均線は124.12と121.85に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”を維持している。  今週の戦略は、ユーロ買いは今週いっぱい様子見か、123.40に損切りを置くなら124.00-10まで引きつけて軽く試し買い程度に。売りは126.30-40で戻り売り。損切りは127.10で一旦撤退としたい。 上値は、126.00-10に軽い抵抗が、126.30~126.50にやや強い抵抗が出来ており、反発余地が限られる展開が予想されるが、126.60超えで終えた場合は日足の形状が改善して再度127.00超えトライへ。127.20~127.40の抵抗をクリアして127.50超えで終えた場合は128円台にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。上値抵抗は127.80-90、128.10-20、128.50-60。下値は、125.00-10に強い抵抗があるが、125円割れを見た場合は“ニュートラル”な状態に戻して、下値余地を模索する展開が強まり易くなる。この場合でも中期トレンドが強い状態にあるため急落地合いにもなり難く上下動を繰り返しながら、124.50-60、124.00-10にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。124円割れで終えた場合はもう一段下値余地が拡がり易くなるが、121.80~122.00に中期的な下値抵抗が控えており、これを割り込んで越週するか、値動きの中で121.50割れを見ない限り、下値余地も拡がり難い。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/06/30~2021/01/15(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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