2021年1月21日
【ドル/円】：上値余地が限られる可能性。下値抵抗にも注意。
ドル/円は小陰線で終え、続伸に繋げられずに終えています。また、値動きの中で103.50割れを見ており、下値余地が若干拡がる可能性が生じていますが、103.00-10に日足、週足の抵抗が控えており、これを割り込んで終えない限り、売りも慎重に。一方上値も104.20-30に日足の抵抗があり、104.50超えで終えない限り、上値余地も拡がり難いでしょう。短期トレンドは105円台を回復しない限り変化しません。 ドル買いは103.00-10で押し目買い。損切り浅い場合は102.70、深い場合は102.40で撤退です。損切りが付かない場合でも102.80以下で終えた場合は下値リスクが高くなるので、ドル買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは103.90-00で戻り売り。損切りは104.60で撤退です。 日足の上値抵抗は103.90-00、104.20-30、104.80-90に、下値抵抗は103.00-10、102.50-60、101.80-90にあります。
【ユーロ/円】：下値抵抗を守った状態。上値余地が限られる可能性にも注意。
ユーロ/円は前日の陽線の値幅を全て打ち消す陰線が出ており、下値リスクが高い状態です。125.00-10の下値抵抗を守っていますが、日足の形状が悪化しているので、買いは1日様子見か125.00-10の押し目を軽く買って124.80で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。125円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、124.50割れで越週するか124円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：小幅続落の可能性。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは反落。上値トライに失敗しており、下値リスクがより高い状態ですが、1.1980-90に日足、週足の下値抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。但し1.1900割れで終えた場合は調整下げ余地がさらに拡がり易くなります。買いは様子見か1.1980-90の押し目があれば買い狙い。損切りは1.1940で一旦撤退です。ユーロ売りは1.2150-60で戻り売り。損切りは1.2180で浅めに撤退です。1.2310-20の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにより注意が必要です。強い上値抵抗は1.2210-20、1.2240-50に、下値抵抗は1.2050-60、1.1980-90にあります。
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