2021年1月26日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は値幅の狭い寄せ線で終え、上下の抵抗を抜けきれない状態が続いています。トレンドの変化が認められないのでドルの戻り方針継続としますが、103.50-60にやや強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで来ないと下値余地も拡がり難い状態です。103円割れの越週か102.50割れを見た場合は一段の下落へ、104.50超えで終えた場合は、日足の形状が改善して105円超えトライの動きが強まり易くなります。 買いは103.50-60の浅い押し目を拾って、103.30で浅めに一旦撤退するか、103.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは102.40で撤退です。ドル売りは104.00-10で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を104.30近辺まで見て置く必要があります。104.60で撤退です。 日足の上値抵抗は103.90-00、104.20-30、104.80-90に、下値抵抗は103.50-60，102.80-90、102.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。125円割れで下値リスクが点灯。
ユーロ/円は126円台を維持できずに小陰線で終えています。日足は1/18に付けた125.09を直近安値として下値を切り上げていますが、127.30超えで終えるまでは日足の形状が改善しないので、下値リスクにも注意が必要です。買いは125.60-70で押し目買い。損切りは124.90で撤退です。売りは126.80-90まで引きつけて。損切りは浅い場合で127.30、深い場合は127.60で撤退です。125円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、124.50割れで越週した場合は短期トレンドが変化して一段の下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】：ユーロの戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、1.2200超えトライに失敗しており、下値リスクがより高い状態です。買いは引き続き様子見か1.1990-00の押し目があれば買い狙い。損切りは1.1940で撤退です。売りは1.2170-80で軽く売って1.2230で撤退です。これが付いた場合でも1.2310-20の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。上値抵抗は1.2210-20、1.2240-50に、下値抵抗は1.2050-60、1.1990-00にあります。1.1900割れで終えた場合は、新たな下落リスクが生じます。
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