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「米ジョージア州決選投票期間のFXトレード・好成績をあげた地域」など 外為トレーダー統計 2021年1月28日号

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日本全国47都道府県のトレーダーを徹底調査!
外為どっとコム52万会員のいまがわかる(※1)。
※1 数値はすべて稼働顧客のみを対象としたものです。

【特集1】運命の米ジョージア州決選投票・FXトレード決戦はどうなった?

2021年の年明けから市場で話題となったのが米ジョージア州の上院決選投票です。
2議席をめぐり、共和党と民主党が争いましたがいずれも大接戦に!
結果は2議席とも僅差で民主党が獲得し、米国はホワイトハウス・上院・下院のすべてを民主党が支配する「オール・ブルー」の状態となりました。
これを受けて大規模経済対策への思惑から米長期金利が上昇するとドルが買われるなど、市場へも大きく影響を与えています。
この決戦投票期間のトレードで好成績を残した地域を調査しました。
調査期間: 2021年1月6日~1月7日

米ジョージア州決選投票 1人あたり取引数量トップ5(単位:千通貨)

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滋賀県が超重要イベントで抜き出る

米ジョージア州決選投票トレード、まずは1人あたりの取引数量です。
こちらは滋賀県が15.6万通貨でトップ、石川県が11.0万通貨で2位、富山県が9.0万通貨で3位となりました。
ランキングの常連ではあるものの、トップを逃し続けていた滋賀県が今回の超重要イベント・ジョージア州決選投票でついに頭ひとつ抜き出た形となりました。
なお、鳥取県は前回の記事で2020年の取引量のうち8か月もトップに君臨し続けたことが判明しましたが、今回はランク外で10位(6.4万通貨)となるなどトップ争いで明暗が分かれました。

米ジョージア州決選投票 勝率トップ5

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福井県は勝率不動の王へ

次は勝率での全国勝負です。
こちらは福井県が77.9%で首位に立ち、奈良県が73.5%で2位、山形県が71.9%で3位となっています。
勝率ランキングではもはや不動の王になりつつある福井県ですが、不安定になりがちな政治イベント期間中でも王の座を譲ることはなく、その力を見せつけました。
一方、今回の勝負で著しい動きを見せたのは外為どっとコムの支店が位置する沖縄県。
なんと71.13%と7割台を達成し、4位の座をつかみとるなどの奮闘を見せています。
※2 「プラスになった決済回数÷決済の総回数」で算出

米ジョージア州決選投票 ペイオフレシオ トップ5

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山形県がトップに躍り出る

次はペイオフレシオでの対決です。
こちらは山形県が2.26でトップ、和歌山県が2.08で2位、三重県が1.80で3位と続きました。
トップの山形県は上記の勝率ランキングでも3位を奪取した強豪です。
また、同県は治験成功のニュースで沸いたコロナワクチン相場でも3位の実績を持つなど、短期間の注目相場でも安定したトレードを実現していることが窺えます。
※3 平均利益額÷平均損失額で算出

米ジョージア州決選投票 1人あたり獲得pipsトップ5

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高知県が桁違いのpipsで圧倒

決選投票トレード、ラストの勝負は1人あたり獲得pipsでのランキング。
こちらはなんと高知県が1237pipsと桁違いの力量を見せつけて堂々のトップを飾り、2位の福井県(265pips)や3位の山形県(191pips)などを圧倒しました。
高知県は取引数量では4位と惜しくもトップ3入りを逃したものの、獲得pipsで一気に頭角を現した格好です。
具体的なトレード内容は不明ですが、その優れた手腕には興味が尽きません。
※4 「獲得pips(マイナス含む)÷稼働顧客数」で算出

【特集2】ついに決着!英EU通商交渉・最終ラウンドでのFX勝利者は?

新型コロナ以外に2020年の市場で大きな話題となったのが自由貿易協定(FTA)を巡る英国とEUの通商交渉です。
3月から本格的な会合がスタートしたものの漁業権や競争条件などで折り合いがつかず、交渉は難航。
最終ラウンドとなった10月からの交渉では英国とEUの交渉官から「合意なしの可能性」との発言も出始め、ポンドは神経質に上下動する日々が続きました。
しかし、年末の期限が目前に迫った12月23日、英国とEUが急遽合意する見込みと報道され、24日には正式に合意を発表。
報道が伝わるとポンドが急伸する場面も見られました。
この波乱に満ちた交渉劇の最終ラウンド(10月~12月)でのポンドトレードで勝利を収めた地域を調査しました。
調査期間:2020年10月1日~12月31日 対象通貨ペア:ポンド/円、ポンド/ドル

英EU通商交渉・最終ラウンド 1人あたり取引量トップ5(単位:千通貨)

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香川県、英EU交渉最終ラウンドでついに首位

特集2は英EU通商交渉・最終ラウンドを舞台にしたポンド/円とポンド/ドルのトレード勝負です。
まずは1人あたり取引数量でのランキングです。
こちらは香川県が161.0万通貨で首位、三重県は138.5万通貨で2位、徳島県が134.2万通貨で3位となりました。
香川県は2020年(1/1~12/15)のポンド/円取引量ランキングでも3位と好成績を残していますが、ブレグジットシリーズのクライマックスでついにトップへ駆け上がりました。

英EU通商交渉・最終ラウンド 勝率トップ5

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次は勝率のトップ5です。
こちらは福井県が81.9%で首位、石川県が80.3%で2位、長崎県が76.8%で3位となりました。
またしても福井県が勝率トップとなり、政治イベントなどの不透明要素が絡む相場でも変わらぬ強さを見せつけました。
また、今回もランキング上位は常連で占められてはいるものの、北海道が70.3%で7位とトップ5に肉薄するなど、今後のポンドトレードのランキングにも変化が出てきそうな情勢です。

英EU通商交渉・最終ラウンド ペイオフレシオ トップ5

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福岡県が最終ラウンドでラストスパート

次はペイオフレシオでのランキング勝負です。
結果は福岡県が1.69とトップ、続いて三重県が1.60で2位、青森県が1.57で3位となりました。
福岡県は2020年のポンド/円トレードでもペイオフレシオ2位をもぎ取った猛者ですが、ブレグジット最終ラウンドでラストスパートをかけた形です。
また、4位の長崎県は勝率でも3位につけており、「暴れ馬」との異名を持つポンドのトレードでも安定した成績を残す優等生であることがわかります。

英EU通商交渉・最終ラウンド 1人あたり獲得pipsトップ5

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長崎県が堂々の安定トレードを実現

英EU通商交渉・最終ラウンドのラストを飾るのは1人あたり獲得pipsです。
こちらは長崎県が8,366pipsでトップ、石川県が7,826pipsで2位、山形県が5,511pipsで3位と続きました。
前述のように、長崎県は勝率、ペイオフレシオともにトップ5入りを果たしていますが、獲得pipsでついにトップを飾るなど総じて質の高いトレードを見せました。
長崎県は2020年のポンド/円トレード対決でも他県を圧倒しており、その存在感を揺るぎないものにしています。
その他、2位の石川県は勝率でも2位の好成績を残しており、長崎県に迫る実力が窺えます。
今回は惜しくもペイオフレシオでランク外となりましたが、石川県の今後のポンドトレードが気になるところです。
ブレグジット関連のニュースは年末の英EU合意で一旦落ち着きをみせているものの、依然として不安要素が燻っている状況です。
2021年のポンドトレードにも注目したいところです。

結果まとめ

運命の米ジョージア州決選投票・FXトレード決戦!

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英EU通商交渉・最終ラウンドでのFX勝利者は?

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