2021年1月29日
【ドル/円】：上値余地を探る動きが継続。
ドル/円は小幅続伸となりました。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、104.10-20の日足の抵抗を終値ベースで若干上抜けており、上値トライの動きが先行すると見られます。104.50-60の週足の抵抗を上抜けて終えた場合は、日足、週足の形状が改善して来週も上値トライの動きが継続します。この場合は上値余地を50銭から1円程度見て置く必要があります。逆に103.50割れで終えた場合は、104円台前半で戻り高値を見た可能性が高くなり、103.00以下の足元を固め直す動きが強まり易くなります。 可能性がやや低いと見ますが、103円割れで越週するか、102.50割れを見た場合は再び下値リスクが高くなり、一段のドル下落に繋がり易くなります。 ドル買いは103.80-90の押し目を軽く買って103.40で撤退です。売りは週足の終値を確認するまで1日様子見か104.30-40で軽く売って104.70で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は104.50-60，104.80-90，105.20-30に、下値抵抗は104.00-10，103.60-70，103.00-10，102.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は小幅続伸となりました。強い上昇エネルギーは感じられないものの、短期トレンドの変化が認められないので押し目買い方針で。買いは125.80-90で軽く押し目買い。損切りは125.40で浅めに一旦撤退です。売りは1日様子見です。125円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。124.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。逆に127.50超えで終えれば一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。ユーロの戻り売り方針で。
ユーロ/ドルは小陽線で続落を食い止めていますが、上昇エネルギーの強いものではなく、反発余地が限られる可能性が高いと見ます。一方で1.2050-60にやや強い抵抗が，1.2000-10に強い下値抵抗が控えており、1.1950割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1.2000-10の押し目待ちとします。損切りは1.1940で撤退です。売りは1.2170-80で戻り売り。損切りは1.2220で撤退です。1.2310-20の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにより警戒が必要です。
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