2021年2月1日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。105円台乗せを見ればもう一段上昇へ。
ドル/円は3手連続陽線引けとなり、下値を切り上げる流れを維持しています。2手前の陽線が104.10-20の抵抗を上抜けて終え、さらに104.50超えの越週となったことから、日足、週足ともに形状が改善しており、ドルの上値余地がもう一段拡がる可能性が生じています。中期トレンドが強いわけではないのでドル急伸にも繋がり難いと見ますが、105.00-10の抵抗をクリアした場合は105.60-70の週足の抵抗をトライする動きが強まり易くなります。現状下での可能性がやや低い状態ですが、上値を追い切れずに103.50割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯、103円割れで越週するか102.50割れを見た場合は一段のドル下落に繋がり易くなります。 今日のドル買いは104.50-60で押し目買い。下値余地を104.30近辺まで見て置く必要があります。損切り103.70で撤退です。ドル売りは損切りが付いたので1日様子見です。 日足の上値抵抗は105.00-10，105.50-60，106.20-30に、下値抵抗は104.20-30，103.90-00，103.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は3手連続陽線引けとなり、127円台を回復して引けています。127.50-60に日足の抵抗がありますが、実体ベースで上抜けて来れば一段の上昇に繋がり易くなります。逆に125.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、125円割れで終えた場合は短期トレンドが変化します。買いは127.00-10で軽く買って126.80で浅めに撤退するか、126.50-60以下の押し目待ちとします。この場合の損切りは、125.70で撤退です。上値抵抗は127.50-60，127.80-90，128.50-60に、下値抵抗は126.30-40，125.90-00にあります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。ユーロの戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続伸となりましたが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクがより高い状態に変わりありません。買いは1日様子見か1.2000-10で押し目買い。損切りは1.1950で撤退です。売りは1.2170-80で戻り売り。損切りは1.2230で一旦撤退です。1.2310-20の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが後退します。逆に1.1900割れで終えた場合は1.1800～1.1820ゾーンの足元を固め直す動きへ。上値抵抗は1.2170-80，1.2210-20に、下値抵抗は1.2040-50，1.1990-00，1.1920-30にあります。
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