2021年2月8日
【ドル/円】：ドル強気の流れを維持。押し目を待って買い。
ドル/円は直近の日足が小陰線で終え、上昇一服となりました。105.30割れを見た場合は105.00-10以下の足元を固め直す動きが強まりますが、短期トレンドが強い状態にあるので、下値余地がまだ限られ易く、押しは一旦買い場となる可能性が高いと見ています。一方上値も、1/27に付けた103.59から押し目の無いまま既に210ポイントの上昇を見ており、ドル/円の短時間での一相場（180銭～220銭）のターゲットの範囲内に到達しています。このまま40銭以上の押し目が無い状態で続伸した場合でも105.80-90の抵抗を上抜けきれない可能性も高いと見ます。 可能性が低いと見ますが、103.90以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。103.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、103.00割れで終えた場合は再び“ドル弱気”の流れに戻します。 ドル買いは105.00-10で押し目買い。損切りは104.50で一旦撤退です。ドル売りは1日様子見か105.30割れを見ずに続伸した場合は、105.60～105.80ゾーンで軽く売り向かい。損切りは106.10で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は105.80-90，106.30-40，106.80-90に、下値抵抗は105.00-10，104.60-70，104.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。127円台の上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、下値を切り上げる流れを維持しています。上値トライの動きが期待できますが、ユーロ/ドルが強い状態に戻っておらず、上値余地が限られる可能性も高いと見ます。買いは126.30-40の押し目待ちとします。損切りは125.80で一旦撤退です。売りは様子見です。強い上値抵抗は127.00-10，127.40-50にあります。125.50割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。125円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して下値余地が拡がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性に注意。ユーロの戻り売り方針変わらず。
ユーロ/ドルは前日の陰線の値幅を切り返す陽線が出ていますが、上値を切り下げる流れから抜け出しておらず、下値リスクがより高い状態に変わりありません。買いは引き続き様子見です。売りは1.2060-70で戻り売り。損切りは1.2130で撤退です。1.2120超えで終えた場合は日足の形状が改善して下値リスクが若干後退しますが、1.2250-60の抵抗をクリアするまでは下値リスクを残します。1.2310-20の抵抗を上抜けて終えるまでは短期トレンドは“強気”に戻しません。
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