2021年2月10日
【ドル/円】：ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は3手連続陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げています。105.00の抵抗を守り切れずに終えたことで、反発力が鈍くなりそうですが、短期トレンドの変化が認められないことや、104.50-60，104.00-10に週足、日足の下値抵抗があり、これを下抜け切れない可能性も高いと見ています。但し、103.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して下値リスクがやや高くなります。 今日のドル買いは104.50台を買って103.90で撤退です。下値余地を104.20近辺まで見て置く必要があります。売りは105.20-30の戻り待ちとします。上値余地を105.40-50近辺まで見ておく必要があります。損切りは105.90で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は105.20-30，105.60-70，105.80-90に、下値抵抗は104.50-60，104.00-10，103.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。125円割れで短期トレンドに変化。
ユーロ/円は実体も値幅も小さい陰線引けとなりました。上値の重い感がありますが、下げ余力の強いものではなく、下値を切り上げる流れを維持しているので、押し目買い方針継続とします。買いは126.20-30まで引きつけて。損切りは125.50で撤退です。売りは様子見です。125.70以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、125.00割れを見た場合は短期トレンドが変化します。上値抵抗は127.00-10，127.40-50にあります。128円台で終えることが出来れば一段の上昇へ。
【ユーロ/ドル】：上値抵抗を上抜けきれない可能性に注意。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり、この足が、1/6に付けた1.2349を基点として上値を切り下げて来た流れから若干上抜けた位置で終えており、上値余地がもう一段拡がる可能性が生じていますが、上昇エネルギーの強いものではないので“ダマシ”に終わる可能性があります。また、1.2040以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなるので注意が必要です。買いは様子見です。売りは1日様子見か1.2110-20で軽く売って1.2140で浅めに一旦撤退です。1.2240-50の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば調整下げが一巡した可能性が高くなります。
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