2021年3月9日
【ドル/円】：“ドル強気”。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は4手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げています。短期トレンドが非常に強い状態を維持しているので、浅い押し目を拾って流れに付いて行く方針で。 但し、109.30-40に週足の抵抗が、108.50～109.0ゾーンに月足の上値抵抗があり、これを上抜けきれない可能性にも注意が必要でしょう。また、日足が107.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは106.50割れで“ニュートラル”な状態に戻します。 買いは108.50-60で軽く買って108.20で浅めに一旦撤退するか、108.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは107.40で撤退です。売りは浅い損が付いたので1日様子見か109.30-40で売り向かい。109.80で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は109.30-40，109.60-70に、下値抵抗は108.30-430，107.90-00，107.50-60にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は東京市場(9:00am)に前日足から上寄りのスタートとなりましたが、結果的には上値を追い切れずに小陰線で終えています。上値の重い感がありますが、下値を切り上げる流れを維持しており、押し目買い方針継続とします。但し、129.50～130.00ゾーンの上値抵抗を上抜けきれない可能性にも注意が必要です。買いは128.90-00で軽く買って128.30で一旦撤退するか、128.50-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは127.80で撤退です。売りは1日様子見です。短期トレンドは127.50割れで“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】：下値余地を探る動き。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続落。短期トレンドは“ユーロ弱気”の流れにあり、下値リスクが高い状態ですが、1.1780-1.1800ゾーンに強い下値抵抗が控えており、これに跳ね返される可能性があります。買いは様子見か1.1760に浅い損切りを置くなら1.1790-00で軽く試し買い程度に。売りは1.1920-30で戻り売り。損切りは1.1970で撤退です。短期トレンドは1.2050超えに実体を戻せば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.2240-50の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。
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